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紫雷イオ&岩谷麻優が9度目の防衛
イオに対し里村、松本&花月が挑発
ゴッデス・オブ・スターダム王座V9を達成した紫雷イオ&岩谷麻優
ゴッデス・オブ・スターダム王座V9を達成した紫雷イオ&岩谷麻優【スポーツナビ】

 女子プロレス団体スターダム「STARDOM THE HIGHEST2016」が21日、東京・後楽園ホールで開催された。


 メインイベントでは、ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合として、王者組『サンダーロック』紫雷イオ&岩谷麻優に、仙台女子プロレスの里村明衣子と宝城カイリが挑戦した。

里村&宝城がイオを追い詰めるも3カウント奪えず

宝城は感情むき出しで、サンダーロックにぶつかっていく
宝城は感情むき出しで、サンダーロックにぶつかっていく【スポーツナビ】

 2月の後楽園ホール大会のメインイベント終了後、仙台女子の岩田美香から「宝城カイリと試合を組んでほしい」という里村のメッセージが伝えられると、それを「私とタッグを組んでもいい」と曲解した宝城が強引にタッグパートナーとして試合を組み、サンダーロックの持つベルトに挑戦状をたたきつけた。


 宝城の「ベルトが欲しい」という強い願望で組まれた“急造タッグ”。しかし宝城の気迫と、里村の強さでサンダーロックを追い詰めた。


 試合序盤こそ、個々でサンダーロックに向かっていく里村と宝城。先発を買って出た岩谷に対し、強烈な蹴りで里村が圧倒。しかし岩谷もロープを使ったアームホイップから、強烈なペナルティキックを背中に叩き込む。イオも里村に対し、エルボーでの打撃戦に持ち込むなど、女子プロレス界の“横綱”に対し、正面からぶつかっていく。


 一方、感情むき出しでダブルチョップやエルボーで向かってくる宝城に対し、正面から応戦。さらにV8を達成しているタッグ王者としての連携を見せ始めると、サンダーロックが優位に。それでも、宝城がイオのダブルアーム・フェイスバスターをかわしたところから、宝城&里村の連携も見せ始める。岩谷をコーナーに追い詰め、里村のジャンピングエルボーと宝城のスピアーで串刺し攻撃を連続して決めると、場外戦へと持ち込み、客席入口の階段から、2人そろってのジャンピングエルボーを決める。

岩谷がドラゴンスープレックスを決めた後、すかさずイオがムーンサルトを決め、フィニッシュ
岩谷がドラゴンスープレックスを決めた後、すかさずイオがムーンサルトを決め、フィニッシュ【スポーツナビ】

 リングに戻ってからも、里村がバックドロップ、かち上げエルボー、強烈な蹴りの連打とイオを追い詰めるが、イオがうまく切り替えし、顔面への低空ドロップキック、岩谷のミサイルキック、ドロップキックと、里村を追い詰める。ただ、里村が岩谷をニールキックで逆転すると、すかさずバックドロップ。さらに宝城が入り、フライングネックブリーカー3連発、スピアーを突き刺すが、カウント2。そこから攻守が切り変わり、場外へ里村と宝城を落とすと、すかさず2人同時にダイビングボディプレス。


 リングに戻してからも宝城に、岩谷のフットスタンプ、ダイビングボディープレス、イオとの連携でのスリングブレイドとたたみ掛けると、岩谷がコーナートップに立ってダイビングボディープレスを狙いにいくが、里村がカットする。さらに宝城がイオを捕まえて里村との連携を狙おうとするが、里村のハイキックは宝城に誤爆。それでもあきらめずもう一度狙うが、さらに誤爆。これでフラフラになった宝城にムーンサルトを狙おうとするが、再び里村が足をつかんでカットすると、イオをコーナーに捕まえたところに、フットスタンプ。さらにスライディングD、里村のデスバレーボムが決まると、宝城がダイビングエルボードロップを決めるが、ここはイオがカウント2で返す。


 さらに止めを刺そうと宝城がコーナートップから再びダイビングエルボードロップを狙うが、これはイオが膝剣山で迎撃。ここから岩谷が里村をドラゴンラナで投げると、さらにイオとの連携でツームストンドライバー。これで里村が動けなくなると、岩谷は宝城をドラゴンスープレックス。そこにすかさずイオがムーンサルトを決め、宝城から3カウントを奪った。

里村はイオにシングル戦要求 カイリは松本に挑戦

里村は試合後、イオとのシングルマッチを要求
里村は試合後、イオとのシングルマッチを要求【スポーツナビ】

 V9を決めたイオがマイクを持つと「宝城カイリの野望を、この手で打ち砕きました!」と高らかに宣言すると、鬼の形相となった里村がマイクを奪い、「今日はカイリから取ったかも知れないけど、私との決着はまだだからな。近いうちにシングル戦、組ませてもらうからな。待っておけ」と挑発。これに対しイオは、「里村明衣子、私はあなたを完全に超えることを狙っているんですよ。また次、戦えることを楽しみにしています」と握手を求めたが、ここは里村が手を払いのけ、そのままリングを降りた。


 里村がリングを降りると、今度はこの日の第3試合で、渡辺桃&ジャングル叫女を破った松本浩代&花月がリングに上がる。スターダムへの参戦を始めたばかりの花月だが、「おい、サンダーロック! どう考えても、サンダーロックより、私と浩代さんの方が強いと思うんですけどね」と挑発。これには会場から大ブーイングが起こるが、これを気にせず松本がマイクを握る。すると標的はサンダーロックではなく、宝城と岩谷へ。

「3人娘? でもさ、イオの独走状態でしょ? イオが独走で、お前(宝城)とお前(岩谷)はイオの2番手。2番手でいいんでしょ? あのね、私そういうの大嫌い。2番手でいいならいいけど、私だったら、そういうの嫌だけどね」と、空中分解を誘うような挑発。

松本の2番手発言に対し、カイリは涙目で松本への挑戦を表明
松本の2番手発言に対し、カイリは涙目で松本への挑戦を表明【スポーツナビ】

 これに対して涙目でマイクを握ったカイリは「ふざけんな! 2番手、3番手、悔しいに決まっているだろ! 今回も負けて、後楽園ホール3連敗。そんな自分が許せない。だから、松本浩代、私とシングルで戦ってくれませんか?」とシングルマッチを要求。これに対して松本は、「いつでもどこでもやってやるよ」と挑戦を受ける姿勢を見せた。

イオvs.アルファ・フィーメルのタイトル戦が決定

久しぶりの来日となったアルファ・フィーメルがイオのベルトに挑戦。新潟での防衛戦が決まった
久しぶりの来日となったアルファ・フィーメルがイオのベルトに挑戦。新潟での防衛戦が決まった【スポーツナビ】

 さらに岩谷もマイクを持つと「松本浩代さん、私は今、三冠王ですよ? うらやましいでしょ。あのね、松本さん。今はイオさんのパートナーだけれども、自分は『たわしーず』の頃の岩谷麻優じゃないんですよ。一皮も二皮も剥けていますから。そして次のシンデレラトーナメント(4月29日開催)、自分が2連覇して、イオさんの持つ赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)、私が取りますから。これからは2番手じゃないから。イオさんの上に立ちますから。イオさんも覚悟しておいて下さい」と自己主張する。


 岩谷の発言にやや動揺したイオだったが、その直後に久しぶりの来日となった赤いベルトの第2代王者・アルファ・フィーメルがリングに上がり、イオに向かって英語で挑発。すると、イオは「赤いベルトに挑戦したいのか? OK。次の大会、新潟(3月26日/サン・ビレッジしばた)でお前とやってやるよ。分かったか? 分かったなら帰れ!」と追い返す。

イオは3冠のまま、4月のシンデレラトーナメントに臨むことを宣言する
イオは3冠のまま、4月のシンデレラトーナメントに臨むことを宣言する【スポーツナビ】

 さらに松本&花月に対しては、「調子に乗ってんじゃねえよ。(何を言いたかったのか)よく分かんないけど、直接けりを付ければいいじゃねえか。サンダーロックはいつでもベルトを懸けてやってやるよ。3本あるから、誰とタイトルマッチをやってもどうってことない。3本とも全部守って、4月29日、シンデレラトーナメントに三冠のままエントリーします」と宣言し、すべての挑戦に受けて立つつもりだ。

■スターダム「STARDOM THE HIGHEST2016」

3月21日(月)後楽園ホール


<ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合>

[王者組]○紫雷イオ、岩谷麻優

(24分21秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)

[挑戦者組]里村明衣子、●宝城カイリ


<スペシャル・シングルマッチ〜欧州最強決定戦〜>

●バイパー

(8分24秒 反則)

○アルファ・フィーメル

※バイパーがレフェリーをKOしてしまったため


<タッグマッチ>

渡辺桃、●ジャングル叫女

(12分7秒 バックドロップ→体固め)

○松本浩代、花月


<シングルマッチ>

●アレックス・リー

(6分9秒 スクールボーイ)

○ケイトリン・ダイヤモンド


<オープニング6人タッグマッチ>

○美邑弘海、万喜なつみ、スターライト・キッド

(9分16秒 エビ固め)

米山香織、仁科鋭美、●あずみ

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