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小川が青木をSTO連発で完全KO
藤田はカシンらと「はぐれ軍団」結成

青木はプロレスの対応力を見せる

小川はSTO連発で青木をKO
小川はSTO連発で青木をKO【横田修平】

 アントニオ猪木が会長を務める団体IGFの「GENOME 35」が26日、東京ドームシティーホールで開催された。


 メインイベントでは、アントニオ猪木誕生日記念スペシャルマッチとしてプロレスルールでの小川直也vs.青木真也が実現。大きな体格差のある2人の対決は、小川が完全有利ながら、青木がプロレスに対する適応力を見せて熱戦となったが、最後は小川のSTO連発の前に青木がノックアウト状態となり、レフェリーストップでの決着となった。


 試合前からにらみ合いの挑発からスタートすると、青木は寝転がって猪木張りのアリキック。しかし小川は無理に挑発は乗らず、蹴りを出して冷静に対応していく。青木はさらにドロップキックを狙い、総合とはまったく違う動きを見せると、小川がテキサスクローバーで捉えようとしたところを下からヒールホールドを狙う。


 するとそのままリング外に出て場外乱闘に。青木は慣れないながらも場外でエルボーを繰り出したり、小川を鉄柵に投げたりと、プロレスで戦う。ただやはり小川が一枚上手で、鉄柱攻撃やエプロンへ叩き付けるなど、小川が優位に戻してリングに戻す。


 コーナーポストで逆水平チョップを食らった青木だったが、小川がロープで離れた時にしたからヒールホールドを狙い、体を入れ替える。逆に、ロープを使っての踏みつけ、さらにアキレスけんを狙う。ただここは小川が逆に4の字固めで捉えると、青木は悶絶。しつこく4の字で捉える小川に対し、青木は何とかロープブレークすると、飛びつき腕十字で勝負をかける。さらに、ブレーク後はバックドロップ2連発、丸め込みでのフォールを狙うが、ここでは3カウントを奪えず。


 ジャーマンスープレックスを狙ったところを、小川が内またで返し、さらに立ち上がり際をSTO。ここから展開が速くなり終盤を迎えると、最後は小川がSTOを2連発繰り出し、青木は頭からマットに叩き付けられノックアウト。このままレフェリーが試合を止めた


 試合後、小川はマイクを握り「青木よ、ちっちゃいのにやるじゃねえか」と相手を称賛。さらに、師匠である猪木の誕生日祝いの大会でメインを飾れたことに感謝し、「熱気ある誕生会にして頂き、ありがとうございました。これからもIGFをよろしくお願いします」と語り、観客の声援に応えた。

藤田、IGFに見切り?「終わったんだよ」

藤田はカシンらと一緒に“はぐれIGF軍団”を結成
藤田はカシンらと一緒に“はぐれIGF軍団”を結成【横田修平】

 もうひとつのメインイベントではクラッシャー川口の引退7番勝負の第1弾として、藤田和之と対戦。あまりにも力の差がある対戦となり、藤田がバックドロップで川口を仕留め、圧勝した。


 大会前からIGFの危機的状態を宣告していた藤田。引退試合に臨む川口は眼中にないかのような試合運びで、やりたい放題の戦いを見せる。序盤はタックルからバックを取ってマウント状態を取る。川口が、去り際に張り手とキックを見舞うと、これに怒りを示すと、川口のハイキックを受けながらも弾き返す。さらに上から殴りかかると、立ち上がったところでパワースラム。倒れたところに蹴りを入れ。さらにDDT。最後は投げっぱなしジャーマンのような形で放り投げると、あっけなく3カウントを取った。


 試合後、この日の前の試合で勝利していたケンドー・カシン、将軍岡本、鈴木秀樹らとともにリング中央でマイクを持つと、「しょっぱいならしょっぱいとやじれよ」とIGFファンを挑発。その後は、カシンらと同じ「はぐれIGF軍団」とプリントされたTシャツを着こみ、IGF本隊との決別とも取れるような行為を示した。


「これからは『はぐれIGF』として、どこへでも行く。IGFはもう終わりだから」とカシンが先導するように口を切ると、藤田も呼応し、「カウントダウンは始まっているよ。なあ、聞いたろ? IGFは終わったんだよ。はぐれ軍団はどこでも行くよ。俺たちははぐれ!」と宣言すると、4人で円陣を組んで、反体制を敷くことに意思を示した。

猪木劇場でブラックジョークが炸裂

猪木は誕生日を祝われながらも、ブラックジョークで会場の笑いを誘う
猪木は誕生日を祝われながらも、ブラックジョークで会場の笑いを誘う【横田修平】

 第4試合終了後に行われた猪木劇場。黒いタキシードに赤いマフラーという出で立ちでリングインした猪木会長は「元気ですかー! 元気があれば何でもできる。元気があれば、年も勝手に追っかけてくるということでね。(今日は、)何の日ですか? 誕生日のイベントですね。ご来場ありがとうございます」といつものごあいさつ。


 還暦の年には何十回も誕生日祝いを祝われ疲れたと話すと、今年の誕生日(2月20日)も数度誕生日祝いをされたとのことだが、「本当は、可愛い彼女とホテルの一番上でワインかシャンパンを重ねて、グラス越しに見える彼女を食べて飲んでしまいたい。そんな誕生日パーティーがいいな」と、素敵な妄想も披露した。


 そしてリング上にセットされた2つの箱の1つを開けると、そこには大量の飴と東京スポーツが1部。その1面には「猪木、清原容疑者救う」と印刷されており、それを読むが「清原を救う? 勝手に好きなことを言うんじゃねえよ。飴はなめても、しゃぶっても、シャブはダメだよ」とブラックジョーク。さらに「昔、『ラブ注入』というギャグがあったけど、『シャブ注入』は止めましょう」とさらに真っ黒なジョークを飛ばし、会場を爆笑の渦に陥れる。


 その後も政治家のスキャンダルなどにも触れ、会場の笑いを誘うと、もう一つの箱を開けることになり、そちらには似顔絵入りの大きなバースデーケーキが。「あごがちょっと短いかな」と、やや自虐的なクレームを入れつつも、ろうそくの火を吹き消し、最後は「とにかく世の中が不景気で、暗くなっておりますが、元気で頑張っていこうと思います。最後に、いくぞー! 1、2、3、ダー!」で劇場を締めた。

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