【DRAGONGATE】3Wayに敗れDia.HEARTSが解散に "brother"YASSHIが11年ぶりドラゲーへ

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欠場中のハルクがリングに上がり、ヴェルセルクを含めた3Wayにすることを提案 【横田修平】

 プロレス団体ドラゴンゲートの「TRUTH GATE 2016」が4日、東京・後楽園ホールで開催され、超満員札止めとなる1850人の観衆を集めた。

 この日のメインイベントでは、1月の後楽園大会の際に決まった「敗戦ユニット解散8 人タッグイリミネーションマッチ」が行われ、大激戦の末に、Dia.HEARTSが4人全滅となり、解散が決まってしまった。

ハルクの一声でヴェルセルクを含めた3Wayに

3チーム入り乱れての大混戦となる 【横田修平】

 前回の後楽園大会、『土井ダーツ』によるスペシャル10人タッグマッチの後、ヴェルセルクの土井成樹が“解散ブーム”に便乗した解散マッチ提案で、Dia.HEARTSとMONSTER EXPRESSのユニット解散マッチが決定。オーバーザトップロープなし、フォール&ギブアップのみで4人全員が負けるまでの完全決着戦でのイルミネーションマッチが実施されることになった。

 しかしこの日の第1試合前、欠場中のB×Bハルクが登場。何故、この2チームなのかということに疑問を呈し、最終的にはユニット解散マッチを言い出したヴェルセルクも含めた3Wayマッチになることが決まった。

 ヴェルセルクのメンバーはセミファイナル(鷹木信悟、YAMATO、土井)、第4試合(Kotoka)を戦い終えた後での2試合目となったが、そこはドリームゲート、ツインゲート、ブレイブゲートの王者4人が受けて立つ形となった。

3チーム入り乱れる大混戦に

しゃちほこBOYが鷹木から殊勲の3カウントを奪う 【横田修平】

 最初にMONSTER EXPRESSの吉野正人、戸澤陽、T−Hawk、しゃちほこBOYの4人がリングへ。続いてDia.HEARTSの望月成晃、ドラゴン・キッド、ビッグR清水、Kzyが登場。最後にヴェルセルクの4人がリングインすると、ゴングを待たずに襲撃し、会場全域に渡る大乱闘へ。Hawkと清水、望月と戸澤、鷹木としゃちほこなど、それぞれが因縁ある相手と場外乱闘を繰り広げる。

 最初にリングに戻ったのはキッドとYAMATO。そこにHawkもリングに入ると、YAMATOとHawkが手を組んでキッドを攻めるが、ここは試合後者のキッドがうまく誤爆などを誘う。その後、清水も土井&吉野を相手に2人を蹴散らし、そこにキッドやKzyもフォロー。2人まとめてのブロックバスターを決めるなど、序盤はDia.HEARTSが攻勢に出た。

 試合が本格的に動き出したのは5分過ぎ。望月としゃちほこが手を組みKotokaを攻撃すると、Kotokaがロンリーバトルながら意地を見せる。しかし、得意の「ヴェー」で精神的攻撃をしようとしたところに、望月が最強ハイキックを決めると、すかさずツイスターで捕らえて、Kotokaを脱落させる。望月はその勢いでしゃちほこにもツイスターを決め連勝を狙うが、ここはモンスターのメンバーがぎりぎりでカットした。

 3人になり劣勢を強いられそうになるヴェルセルクだったが、そこはドリームゲート王者の鷹木が1人で全員を蹴散らし、YAMATOと土井がツインゲート王者らしい連携を見せる。Kotokaの退場から10分以上、次の脱落者が出なかったが、ライバル同士の戦いとなったHawkと清水の一騎打ちから、望月の三角蹴りのアシストもあり、清水の砲丸投げスラムが決まり、Hawkが脱落に。しかし、Hawkの代わりに入った戸澤が望月に高速ジャーマンを決め、望月を脱落させると、3チームとも3人のメンバーがリングに残ることになった。

しゃちが鷹木をフォール Kzy奮闘も全滅

最後はギャラリアでKzyを仕留め、Dia.HEARTSが全滅 【横田修平】

 ここからヴェルセルクが狙いをしゃちほこに絞って集中砲火を浴びせるが、ここはしゃちが粘り、鷹木のメイドインジャパンを暗いながらも、なんとか粘ると、2回目の大技を繰り出したところをうまくM−9で丸め込み、ドリームゲート王者からフォールを奪った。

 続けて土井にもM−9を決めようとするが、ここは逆に土井に切り返されて、しゃちがアウト。さらにウルトラウラカン・ラナを決めたキッドに対し、YAMATOが逆に切り返して、キッドからフォールを奪う。切り返しの連鎖は続き、今度は清水が吉野に砲丸投げスラムを狙うが、ここは吉野がウラカンラナで返し、清水がアウト。

 これでDia.HEARTSがKzyのみとなってしまうが、意地を見せてスカイデ・スクールボーイで戸澤を丸め込み、MONSTER EXPRESSも吉野のみとなってしまう。

 ここでKzyが孤軍奮闘し、土井にスピアーを決め、YAMATOとのエルボー合戦に打ち勝ちはするが、YAMATOがカウンター気味にギャラリアを決めると、なんとかカウント2で返す。しかし、YAMATOがスリーパーで落としにかかったところを、土井がバカタレスライディングキックを決め、YAMATOが2発目のギャラリアを完璧に決めるとKzyは返せず、Dia.HEARTSは全滅となった。

Kzy&清水がモンスターに協力

解散で気落ちした望月は、Kzyと清水にヴェルセルク征伐を託す 【横田修平】

 倒れたままのKzyを見ながら土井はマイクを持ち「見ての通り、Dia.HEARTS、今日を持って解散や。お前ら、正々堂々とやって負けたんや。お疲れさま」と嫌味を言うと、矛先はMONSTER EXPRESSで一人生き残った吉野へ。「MONSTER EXPRESS、首の皮一枚でつながったな。おい、吉野! お前とは改めて、俺とYAMATOが相手してやるからよ」と、ツインゲート王者としてのターゲットを絞った。

 さらに鷹木がマイクを持つと、今度の標的はしゃちほこへ。「運よく解散を免れたけど、おいしゃち! お前みたいな3流お笑いレスラーがドリームゲート王者から3つ取ってんじゃねえよ。立場分かっているのか? セミでも負けているから、何の言い訳もできないじゃねえかよ」と苦しいコメントとなったが、次の後楽園でMONSTER EXPRESSとまとめて戦っていやると宣言した。

 しかしここで疑問を呈したのが戸澤「お前らは雑魚を集めて人数がいるが、俺らは4人しかおらんのじゃ、コラ! 数が合わへんじゃねえか」と全面対抗戦には無理があると焦る。ただここで敗れたKzyがマイクを持ち、「ヴェルセルク、お前らには貸しができた。それを返すためだったら、何でもやってやるよ! モンスター、人がいないなら、一緒にやってやる」と共闘を宣言。さらに清水もKzyと一緒に、ヴェルセルク征伐に乗り出した。

 しかし、望月とキッドは解散のショックからか、この戦いからは身を引くことに。これで6人対7人の構図になるが、土井が「待て待て、誰が7対7でやると言った? 吉野と俺とYAMATOは抜きでやれ」と提案し、結局、ヴェルセルクの鷹木、Kotoka、谷嵜なおき、問題龍、サイバー・コングの5人と、戸澤、T−Hawk、しゃちほこ、Kzy、清水の5対5の対戦が決まった。

YASSHIが吉野と組んでツインゲート王者と対戦へ

YASSHIが吉野のパートナーとして約11年ぶりのドラゲーマットへ 【横田修平】

 残された吉野は土井から1対2のハンディキャップマッチを要求されるが、「俺にもな、考えがあるんや。あえて、ここにいるからお前の言葉で言わせてもらおうか。土井、俺は見えないところで動いていたんや」とニヤリ。その言葉に動揺する土井を尻目に吉野は「おい、よく聞けよ。久しぶりにあの男がドラゲーのリングに帰ってくるぞ。"brother"YASSHI、出てこい!」と叫ぶと、会場のファンがざわつく中、YASSHIが登場。
「YASSHIが約11年ぶりに、このリングに帰ってきたぞ!」と、吉野が闘龍門時代の7期生同期のドラゲー帰還を宣言する。

 YASSHIはいつもの調子でカス野郎とごきげんなファンにアピールすると「話のようにな、この俺は11年前に飛び出した人間。15周年を機に、アミーゴが機会を作ってくれて、リスペクトや。何が起こるか分からないのが、プロレス業界や。このリングに戻ってくるとは考えてもいなかった。今の俺は期待と興奮で胸がバックバクだぜ、カス野郎」と久しぶりのドラゲーマットに興奮状態。さらに「おれが知っているのは白いオムツをはいた土井ちゃんで、それが今ではヒールのトップ集団か。俺も11年間、見えないところで動いていた成果を見せてやるからな、カス野郎! 見ておけよ」と、過去の白いリングコスチュームだった時代の土井を引き合いに出し、精神的攻撃を与える。

 土井ややや動揺しながらも、YASSHIと吉野のタッグと戦うことを承知し、3月2日の後楽園大会で対戦することが決まった。
■DRAGONGATE「TRUTH GATE 2016」
2月4日(木)東京・後楽園ホール 観衆:1850 人(超満員札止め)


<メインイベント 敗戦ユニット解散8人タッグ3Wayイリミネーションマッチ>
(Dia.HEARTS)
Kzy、ビッグR清水、ドラゴン・キッド、望月成晃
(MONSTER EXPRESS)
しゃちほこBOY、T−Hawk、戸澤陽、吉野正人
(ヴェルセルク)
Kotoka、YAMATO、土井成樹、鷹木信悟

(退場順)
1、〇望月(5分25秒 最強ハイキック→片エビ固め)Kotoka●
2、〇清水(16分23秒 砲丸投げスラム→エビ固め)T−Hawk●
3、〇戸澤(17分17秒 高速ジャーマンスープレックスホールド)望月●
4、〇BOY(19分16秒 M−9)鷹木●
5、○土井(19分30秒 M−9を切り返し→エビ固め)BOY●
6、○YAMATO(22分1秒 ウルトラ・ウラカンラナを切り返し→エビ固め)キッド●
7、○吉野(23分7秒 砲丸投げスラムを切り返し→ウラカンラナ)清水●
8、○Kzy(24分44秒 スカイデ・スクールボーイ)戸澤●
9、○YAMATO(27分45秒 ギャラリア→片エビ固め)Kzy●
※Dia.HEARTS が全滅で解散に

<セミファイナル 6人タッグマッチ>
YAMATO、土井成樹、●鷹木信悟
(17分37秒 飛び付き式前方回転エビ固め)
斎藤“ジミー”了、堀口元気H.A.Gee.Mee!!、○ジミー・ススム

<第4試合 タッグマッチ>
●Kotoka、サイバー・コング
(10分36秒 狙い撃ち)
○ヨースケ・サンタマリア、ドン・フジイ

<第3試合 タッグマッチ>
●問題龍、谷嵜なおき
(8分35秒 GammaとのダブルPTキック→片エビ固め)
〇パンチ富永、Gamma

<第2試合 シングルマッチ>
●新井健一郎
(7分00秒 ロコモーション式タイガースープレックスホールド)
〇エル・リンダマン

<第1試合 6人タッグマッチ>
山村武寛、〇Eita、CIMA
(10分58秒 Numero Uno)
●U−T、ジミー・クネスJ.K.S.、ジミー・神田
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