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錦織、初戦はパーフェクト発進!
2回戦の相手は元ルームメート
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最後までスキを与えず

 テニスの全豪オープンが18日に開幕し、第7シードの錦織圭(日清食品)が初日の第1試合に登場。32歳のベテラン、フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)をストレートで退けて好スタートを切った。

1時間55分で勝負を決し、幸先のいいスタートを切った錦織
1時間55分で勝負を決し、幸先のいいスタートを切った錦織【写真:ロイター/アフロ】

 快晴、気温35度を超える厳しいコンディション、錦織は出だしから落ち着いていた。最初の2度のサービスゲームをいずれもラブゲームでキープ。コールシュライバーは世界ランク34位らしい巧みなショットを左右に打ち分けてきたが、錦織にミスショットがない。ラリー展開で早め早めに主導権を奪い、気分よくプレーしているのが感じられた。第1セット、4−4で迎えた第9ゲーム、15−30からの打ち合いでコールシュライバーにチャンスボールを握られるも、相手が力んでミスショット。振り返れば、錦織のピンチらしい場面はそこだけで、第10ゲームをブレークして先手を奪うと、そのままブレークポイントを1本も与えず最後までスキを与えなかった。


 前哨戦のブリスベン国際は準々決勝で敗退した錦織だが、メルボルンに入ってから1週間の練習で自信を取り戻したという。この試合を通じてファーストサーブの確率は60%、ファーストサーブからのポイント獲得率は83%と、今シーズンの課題としているサーブも好調。試合時間1時間55分の速攻勝利は幸先がいい。


「暑かったですが、湿気はなかったので汗もかかず気持ちよくプレーできました。もう少しもつれる覚悟はしていましたが……。2週間を戦い切るのであれば、これから昼間の試合も多くなると思うので、ストレートで勝てたのはよかった」


 2週間戦うという発言が、充実した意気込みと現在の気分を表していただろう。

友人との対戦はやり難いとは言うが……

 4大大会の中でも全豪オープンは成績が良く、これまでベスト8に2度勝ち進んでいる。日本人だけでなくアジア系の多い雰囲気でリラックスできると話すが、街を歩いても日本ほど騒がれない解放感が気に入っているようだ。


 今大会のドローは、順調に勝ち進めば準々決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に当たる。厳しい組み合わせという声もある一方で、決して見通しは悪くない。ジョコビッチまでの対戦は、ほぼ手の内を知った相手が予想され、錦織にはむしろボルナ・コリッチ(クロアチア)、ヘヨン・チュン(韓国)、アレキサンダー・ズベレフ(ドイツ)といった生きのいい若手の方が嫌だっただろう。準々決勝まで勝ち進んでいけば、2年前の全米オープンのようにジョコビッチを倒す勢いもつく。


「今日は、ベテランで世界ランク34位という、リスペクトできる相手だったこともあって、集中してプレーができました。サーブがよかった。ピンチらしいピンチもなかったので、リスクを負わずにアグレッシブにプレーできました。ボールを散らし、高いボールも使いながら落ち着いていたと思う」


 2回戦の相手は、ジュニア時代にテニスアカデミーで同室でもあった米国のオースティン・クライチェク。友人関係での対戦はやり難いとは言うものの、ランキング103位は難しい相手ではない。この気分をキープしてリズムに乗れば夢は広がる。


 その他の日本勢では西岡良仁(ヨネックス)は敗れたが、奈良くるみ(安藤証券)が2年ぶりに2回戦進出。大会第2日には、注目の若手ダニエル太郎(エイブル)、大坂なおみが登場する。


(文:武田薫)



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