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“みうみま”の幸せなライバル関係
直接対決で湧き上がった新たな感情

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開きつつあった2人の差

全日本選手権の準決勝で、“みうみま”の平野(左)と伊藤があいまみえた
全日本選手権の準決勝で、“みうみま”の平野(左)と伊藤があいまみえた【写真は共同】

 平野美宇(JOCエリートアカデミー)と伊藤美誠(スターツ)は幼いころからしのぎを削ってきたライバルであり、親友でもある。共に15歳の中学3年生。ダブルスではペアを組む。2人は2014年のITTF(国際卓球連盟)ワールドツアーグランドファイナルで優勝という快挙を成し遂げ、“みうみま”コンビとして一躍名を馳せるようになった。


 そんな彼女たちが、全日本選手権の女子シングルス準決勝で顔を合わせことになった。くしくも1年前の同大会ではジュニアの部のベスト4で2人は対戦。最終ゲームまでもつれ込む大熱戦の末、伊藤が3−2で勝利を収めている。伊藤はそのままジュニアを制した。


 2人の差は徐々にだが、確実に開きつつあった。この試合前までの直接対決は伊藤の9勝4敗。2012年から15年に限って言えば、伊藤は8戦して1試合しか平野に負けていなかった。さらに伊藤は昨年9月発表の世界ランキングで日本人3番手の10位となり、リオデジャネイロ五輪女子団体戦代表候補に選出された。平野は同ランキングで日本人4番手の17位。代表候補からは落選してしまった。


 準決勝の前日、平野は伊藤への対抗心をのぞかせていた。


「美誠ちゃんには本当にたくさん刺激を受けています。私は去年ずっと(ランキングで)30位くらいだったんですけど、美誠ちゃんがぐっと順位を上げてヤバイなと。それから頑張って今は20位以内に入っていますけど、自分が1番にならなければダメだと思っています」


 平野は今大会、伊藤とともに臨んだダブルスでまさかの初戦敗退。優勝を目指したジュニアも準決勝で敗れた。それだけにシングルスに懸ける思いは強かった。


 一方、伊藤は平野と準決勝を戦えることについて喜びを表していた。


「美宇ちゃんとはずっと一緒に頑張ってきて、ライバルだけど仲の良い友達なので、ベスト4で戦えるのはうれしいです。特別な思いはないですけど、良い試合ができたらいいなと思います」

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