妥協なし!幅広いマネージャーの仕事 青学大陸上部・女子マネ日記(1)

構成:スポーツナビ
アプリ限定

青山学院大・陸上競技部を陰で支えるマネージャーの福島采さん(右)と脇田のどかさん 【スポーツナビ】

 箱根駅伝まで残り10日足らず。前回王者の青山学院大も、連覇の懸かる大舞台へ最後の仕上げに入っている。今季、主将・神野大地を中心に作り上げたチームは好記録を連発し、10月の出雲駅伝で圧勝。原晋監督自ら“学生史上最強”と形容するほどの強さを誇る。

 同大3年生の福島采さんと脇田のどかさんは、そんなチームを女子マネージャーとして支えてきた。選手とともに同じ目標を目指してきた2人が、チームの様子やマネージャーの仕事、箱根駅伝に懸ける思いなどを共同で日記につづってくれた。

12月11日(金)「壮行会で感謝をあらたに」

多くの方が駆けつける中で行われた壮行会 【提供:青山学院大学】

 数時間前までの大雨がうそのように暖かな日差しの中、青山キャンパスで壮行会が行われました。昨年は寒かったためグリーンのベンチコートに身を包んで現れた選手たちでしたが、今年は公式ウインドブレーカーの白が鮮やかに映えていました。

 学生や教職員の方が続々と礼拝堂の前に集まってくる中、マネージャーは応援フラッグやパンフレットを配り歩きました。原監督の就任後、初めて箱根駅伝に出場した時に学生から応援協力を募ったところ、名乗りを上げてくれた学生はたった数名だったそうです。今日こうして多くの方から「頑張ってください、応援しています」「旗ください」と言葉をかけていただけることは当たり前ではありません。また毎年、壮行会は学生部の方々が全て企画運営してくださいます。他にも新たに今年からは、みんなで青学のチームカラーでもある緑色のものをつけて応援しようという企画も作っていただきました。たくさんの支援があって陸上競技部が活躍できるということを忘れずに、感謝の気持ちを力に変えて頑張りたいと思います。
  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 次へ

1/2ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント