岡林がストロング王座初防衛=大日本
諏訪魔が関本との初タッグで快勝
神谷を下しストロングヘビー級王座初防衛に成功した岡林
神谷を下しストロングヘビー級王座初防衛に成功した岡林【前島康人】

 大日本プロレス旗揚げ20周年記念興行となる20日の「BIG JAPAN DEATH VEGAS」神奈川・横浜文化体育館大会では、団体の20年間を凝縮。メインイベントのBJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合では、王者・岡林裕二が25分を超える激闘の末に神谷ヒデヨシを下し初防衛に成功した。


 岡林は昨年1年間、左肩の負傷で長期欠場となるも、今年の7.20両国国技館で関本大介から初勝利。今年のプロレス大賞敢闘賞を受賞した。対する神谷はまだデビュー3年目、23歳の新鋭ながら、強烈なバックドロップで岡林から2度のピンフォールを奪った実績を認められ、挑戦権を獲得した。

デビュー3年目の新鋭・神谷を下し至宝死守

プロレス大賞敢闘賞をを受賞した岡林はパワーで神谷を圧倒
プロレス大賞敢闘賞をを受賞した岡林はパワーで神谷を圧倒【前島康人】

 岡林は力比べで圧倒するも、神谷は執ようなまでのヘッドロックで王者のペースを乱すと、さらに捨て身のタックル、胴絞めスリーパー。岡林もアルゼンチンバックブリーカー、スピアー で反撃に出るが、神谷はスライディング式のタックル2連発からブレーンバスター、バックドロップ。岡林のゴーレムスプラッシュを自爆させ、延髄斬り3連発から再度バックドロップに行くが、岡林が体を浴びせて切り返す。なおも張り手で食い下がる神谷に、岡林がカウンターのラリアット、パワーボムでフィニッシュ。至宝を守りきった。

「オレが大日本

カウンターのラリアットからパワーボムで至宝死守
カウンターのラリアットからパワーボムで至宝死守【前島康人】

 年内最終戦となる12.30後楽園ホールでは、BJWタッグ王座をかけて再び戦う(関本&岡林組vs.神谷、浜亮太組)神谷に「まだまだ甘いんじゃボケ。次のタッグ、もっと全力で来いよ。今日以上の力でぶつけてこなければ一瞬で叩き潰す」と呼びかけた岡林は、観客に向かって「これからの大日本プロレス21周年、22周年は若い力でやっていく。オレが大日本 プロレスを引っ張っていきます!」と宣言。「神谷の成長をすごい感じた。でも、まだまだ防衛し続けなければならない。まだまだ戦わなければいけない相手がいる」と、長期政権樹立を予告。「大日本はこれから。もっともっと上を目指す。とことん行きますよ」と、デスマッチと並ぶ大日本の二本柱に成長したストロングをさらに飛躍させると誓った。

諏訪魔&関本の合体ラリアットが炸裂

諏訪魔と関本の合体ラリアットも炸裂
諏訪魔と関本の合体ラリアットも炸裂【前島康人】

 セミファイナルでは、スペシャルタッグマッチとして、全日本プロレスの諏訪魔が関本大介とタッグを結成。佐藤耕平&石川修司のツインタワーズと激突した。

 全日本プロレスの専務としての重役から解き放たれた諏訪魔は、かつてアジアタッグ王座を争ったライバルである関本と並んで入場。海外遠征疲れの残る関本がローンバトルでつかまるも、ようやくタッチを受けると、そのフラストレーションを晴らすかのように、2人に交互にダブルチョップを打ち込み、「オーッ!」の雄たけび。

 佐藤とはチョップ合戦を繰り広げ、石川にはかんぬきスープレックスを切り返してのフロントスープレックス。さらにバックドロップで2人を続けざまに投げ捨て、関本との合体ラリアットも炸裂。最後は関本がぶ っこぬきジャーマンスープレックスで石川の巨体をマットに沈め、初タッグを勝利で飾った。

デスマッチドラゴンが本領を発揮

デスマッチヘビー級王者の伊東はV3戦を前にデスマッチドラゴンの本領を発揮
デスマッチヘビー級王者の伊東はV3戦を前にデスマッチドラゴンの本領を発揮【前島康人】

 BJWデスマッチヘビー級王者の伊東竜二と、DDTプロレスリングのKO−D無差別級王者の木高イサミがそろい踏み。宮本裕向と組んで“黒天使”沼澤邪鬼、竹田誠志、塚本拓海組と蛍光灯、凶器持ち込みデスマッチで対戦した。

 前の試合で使われた蛍光灯の破片が早くもマット上に散らばった状況の中、イサミはあえて塚本にスイングDDTを仕掛けるなど、試合を優位に進めると、宮本とのヤンキー二丁拳銃としての連係もスムーズに発動。イサミと宮本の同時トペスイシーダでチームが分断されたスキに、孤立した塚本に伊東が巨大な一斗缶ハンマーを振り下ろし、イスを並べた上へ雪崩式ブレーンバスターで投げつけると、イスを載せてのドラゴンスプラッシュでフィニッシュ。来年1.2後楽園 での稲葉雅人とのV3戦を前に、デスマッチドラゴンの本領を発揮した。

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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