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“MMA仕様”のサワーが弘中に快勝
ヘビー級王座はRISE清水賢吾が戴冠

練習の成果が随所に見えたサワー

メインイベントでは、年末のRIZINにMMAでの出場が決まっているサワー(中央)が随所に練習の成果を見せ快勝
メインイベントでは、年末のRIZINにMMAでの出場が決まっているサワー(中央)が随所に練習の成果を見せ快勝【中原義史】

 30周年を迎えたシュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 30th ANNIVERSARY “GROUND ZERO TOKYO 2015”」が1日、東京・TDCホールで開催された。


 メインイベントは年末のビッグイベント「RIZIN」(29・31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でMMAデビューが決まっているアンディ・サワーと、保持していた修斗世界ウェルター級王座のベルトを11月末で返上したばかりの弘中邦佳による、1年ぶりの再戦。SBルールによるワンマッチでの激突となった。


 両者は昨年11月に対戦し、左フックとジャブで2度のダウンを奪ったところでセコンドからのタオルが入りサワーが3ラウンドTKO勝利。

弘中(右)も戦い抜いたが、サワーが3者30−27の支持で判定勝利となった
弘中(右)も戦い抜いたが、サワーが3者30−27の支持で判定勝利となった【中原義史】

 弘中は強い意気込みでリベンジを仕掛け、正面・斜めと軌道を打ち分けるサワーの右ストレート、接近戦での顔面ヒザ、左ボディフックと浴びても倒れずに戦い抜いたが、結果はサワーがジャッジ3者に30−27で支持を受けての判定勝利。タックルでのテイクダウン、バックについてのスープレックスを狙うなどMMA練習の成果を随所で見せたサワーが、MMAデビューを前に快勝を果たした。

手の負傷で大会欠場となったRENAだが、年末までの回復をアピール
手の負傷で大会欠場となったRENAだが、年末までの回復をアピール【中原義史】

 同じくRIZIN出場が決まっているRENAは手の負傷で今大会を欠場。それでも、休憩明けのあいさつで登場すると「けがの方は順調に回復しております。SB最強、何をしても強いんだっていうのを証明するために(RIZINに)乗り込もうと思いますので、よろしくお願いします」と改めて出場をアピール。ファンの歓声と声援を集めた。

2冠王者となった清水 RIZIN参戦を猛アピール

1DAYヘビー級トーナメントはRISEの清水が優勝。年末参戦へ猛アピールした
1DAYヘビー級トーナメントはRISEの清水が優勝。年末参戦へ猛アピールした【中原義史】

 シュートボクシング、プロレス、極真空手にMMAと多彩なメンバー4人がそろった1DAYトーナメントで争ったSB日本ヘビー級王座トーナメントは、RISEヘビー級王者でもある清水賢吾が2試合ともKOで優勝を飾った。


 初戦でブラジルのMMA戦士シャカール・ピーターソンに右から返した左フックを浴びてダウンを喫した清水だが、これでエンジンが掛かったか、ヒザを交えたパンチラッシュで1度目、左フックで2度目のダウンを奪って逆転ノックアウト。決勝ではパンクラスMISSIONの佐藤光留を計3度倒して(2ラウンド0分43秒 TKO)勝ち上がってきた南国超人を、今度は左フックで3度倒し(1ラウンド1分09秒 KO)、RISE王座との2冠王者に輝いた。


 試合後マイクを持った清水は「今日で日本最強は証明したと思うので、けがもないし年末は暇なので、ぜひ年末、呼んでください」とこちらもRIZIN出場をアピール。大会中のさいさつではシーザー武志会長が、サワーとRENAの参戦以外に、SBマッチが1試合RIZINで組まれることを明かしており、RIZINの榊原信行実行委員長もリングに上がってあいさつするなど、SBとRIZINの協力体制・良好な関係を印象づけた。

高橋藍は勝利で現役生活に幕

高橋藍は魅津希に初勝利を飾り、現役生活に幕を下した
高橋藍は魅津希に初勝利を飾り、現役生活に幕を下した【中原義史】

 その他の試合では、3度目の対戦となったSB世界スーパーライト級(65kg)王者・鈴木博昭vs.ザカリア・ゾウガリー戦で、ザカリアが2ラウンドに右ストレートでダウンを奪って判定勝ち(両者はこれでザカリアの1勝2敗)、今回がラストマッチであることを表明していた高橋藍は魅津希と対戦し、4度目の対戦で遂に勝利し現役生活に幕を下ろした。


 SB東洋太平洋ウェルター級(67.5kg)王者・宍戸大樹とSB日本スーパーウェルター級(70kg)王者の坂本優起はともにMMAからの刺客を迎え撃ったものの、宍戸は上迫博仁に、坂本は郷野聡寛に判定負けを喫している。

長谷川亮

1977年、東京都出身。「ゴング格闘技」編集部を経て2005年よりフリーのライターに。格闘技を中心に取材を行い、同年よりスポーツナビにも執筆を開始。そのほか映画関連やコラムの執筆、ドキュメンタリー映画『琉球シネマパラダイス』(2017)『沖縄工芸パラダイス』(2019)の監督も。

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