長谷部「チームに新しい競争が生まれる」 W杯予選シンガポール戦後、選手コメント
本田圭佑(ミラン/イタリア)
2点目を決めた本田だが、「出来は良くなかった」と自身のプレーに不満を示した 【写真:ロイター/アフロ】
(ゴールについては)良い時間帯に追加点が取れて良かったです。(3−0の勝利については)全体として全然、出来が良くなかったので、次に向けてしっかり準備しないといけないと思います。
(カンボジア戦に向けて)アウェーの試合に簡単な試合は1つもないので、全力で向かっていきたいです。
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
香川は、後半30分から出場。ボールを速く回してリズムを変えることが求められていた 【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
(交代出場した時に受けた指示は)ボールを速く回してリズムを変えることを求められました。みんな動きがなかったので、うまくリズムを出していければと思っていました。暑さもあったし、みんな疲れていた感じはあったので、それはしょうがないです。
(短い時間でやれたことは?)別に何もやっていないですし、とりあえず勝ったこと、余計な失点をしなかったことが大事です。欲を言えば点が取れたら良かったですけれど、勝ったことは良かったと思います。
(今日は途中出場になるという説明は)ありました。ちょっと疲れているので、明日は多分ベンチからになるとは言われました。(それに対しては)分かりましたと。
(清武のパフォーマンスについて)本人は結果が出なくて悔しそうでしたけれど、ところどころで起点になっていましたし、やっぱり前半は難しいですから。そういうところの難しさは自分自身も感じているし、キヨもそれは感じていると思うので、徐々にやっていくだけだと思います。
武藤嘉紀(マインツ05/ドイツ)
武藤はヘディングでのアシストが狙い通りだったことを明かした 【Getty Images】
(シンガポールが)引いてくるのは分かっていましたけれど、それでも裏を狙っていこうと監督にも言われていましたし、何度か良いシーンを作れたと思います。
(ヘディングで折り返して金崎のゴールをアシストしたが?)完全に引いてくる相手に対して高さは有効になる。DFは小さかったので、圭佑くんや(酒井)宏樹と話していて、自分のところに合わせてくれれば、しっかり折り返しだったり、上から叩くことができると試合前に話していました。その通りの良いゴールにつながるシーンになったのでよかったと思います。
(2試合連続で得点に絡む仕事をした。存在をアピールしたのでは?)欲を言えばゴールを取りたかったです。アシストできたのは良かったですけれど、技術面でも戦術面でももっと良くなっていくと思うし、ゴールはFWである以上いつも狙っていきたいと思います。
(久しぶりに左サイドで出場したが?)マインツでずっとFWをやっていたこともあって、FWの動きになってしまうことも多々あったんですけれど、それでも左サイドとして最低限のことはやれたと思います。
岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)
(1トップで出場した金崎について)まずゴールを決めたということでFWの役割を果たしたと思いますし、チームが苦しい時にボールをキープしたりしていました。今まではそういうタイプではなかったので、すごく体が強くなったなと感じました。ポルトガルリーグなど海外で頑張った分、伸びたところがあるのではないかと思います。
(金崎は滝川第二高校の後輩。合宿中にアドバイスを求めてきたことは?)基本的にはあいつも自立しているので(笑)。しかも2つ下でそんなに年齢も変わらない。初ゴールだし、すごくうれしいですね。