団体対抗戦に臨むスターダムの新星2人
渡辺桃&美邑弘海 インタビュー
仙台女子との対抗戦に出場するスターダムの渡辺桃(左)と美邑弘海に意気込みを聞いた
仙台女子との対抗戦に出場するスターダムの渡辺桃(左)と美邑弘海に意気込みを聞いた【スポーツナビ】

 仙台女子プロレスリングとスターダムによる“聖地”後楽園での全面対抗戦が近づいてきた。

 12日(木)の仙台女子では、「団体対抗シングルマッチ勝ち抜き戦6vs6」として仙台女子からは、橋本千紘、岩田美香、カサンドラ宮城、仙台幸子、DASH・チサコ、里村明衣子の6人が、スターダムからは美邑弘海、渡辺桃、クリス・ウルフ、宝城カイリ、岩谷麻優、紫雷イオの6人が出場し、団体の意地と意地を懸けて、シングルマッチでぶつかる。


 15日(日)のスターダムでは団体対抗3大シングルマッチとして、里村明衣子が持つワールド・オブ・スターダムのベルトに岩谷麻優が、紫雷イオのワンダー・オブ・スターダムには仙台幸子が挑戦する。また美闘戦士シングルバトルとして、宝城カイリと岩田美香が激突する。


 今回はこの後楽園2連戦に向けて、スターダムの若手2人、渡辺桃と美邑弘海にインタビュー。団体対抗戦だけでなく、今後の目標などについても聞いてみた。

ソフトボール出身の“JKファイター”渡辺桃

両親の影響でプロレスを見始めた渡辺桃
両親の影響でプロレスを見始めた渡辺桃【スポーツナビ】

――今回、初めてスポーツナビに登場ということで、自己紹介をお願いします。まずは渡辺さん。


渡辺 15歳の“JKファイター”渡辺桃です。小学1年生の頃からソフトボールをやっています。スターダムに入った理由は、お母さんとお父さんがプロレス好きで、私も「プロレスをやりたい」と話した時に、スターダムを選んでくれました。


――ご両親はいつ頃からプロレスファンなのですか?


渡辺 見始めたのはスターダムからだと言っていました。お母さんの弟さんがプロレス好きで、引退した選手がスターダムで復帰したから見始めたみたいで、それで一緒に見に行くようになりました。


――復帰した選手というと、脇澤美穂さん?


渡辺 はい、そうですね。


――なるほど。そんな出会いがあるんですね。渡辺さんは1年の練習生期間を終え、昨年11月16日にプロデビューしました。そこからもうすぐ1年となりますが、ここまでを振り返ってどうですか?


渡辺 プロレスは見ていたより厳しいなと思いました。練習もきついし、試合もハードヒットですし。でも中学校のソフトボール部の練習もきつかったし、毎週末試合をして強い学校だったので、頑張れました。


――中学の部活はどれぐらいのレベル?


渡辺 県大会で3位に入るぐらいの実力でした。プロレスの練習もきついなと思いますけど、同じぐらい頑張っています。


――ちょうどデビューから1年となりますが、ここまでを振り返って、印象に残っている試合は?


渡辺 初めてセミでイオさんとシングルマッチをした試合(1月11日、新木場大会)ですね。イオさんが最後の技で、ムーンサルトプレスを出して本気になってくれたことがうれしかったです。きつかったですけど、それを出してくれるような試合にしてくれたので。


――1年経って、プロレスラーらしくなってきたと実感するところはありますか?


渡辺 試合でというより、学校のクラスの中で、私だけ体が大きくなったので(笑)。あと友達が試合を見に来てくれたりするのですが、それで「試合を見ていて、やられているところで泣けたし、勝っているところは恰好よかったよ」と言われて、うれしいかったです。

骨折から復活して念願のデビューを飾った美邑弘海

「同期が強くなるのがうれしかった」と話す美邑弘海
「同期が強くなるのがうれしかった」と話す美邑弘海【スポーツナビ】

――それでは美邑さん、お願いします。


美邑 美邑弘海です。現在29歳です。今年の10月11日に後楽園ホールのクリス・ウルフ戦でデビューしました。私がスターダムに入ったのが2年前なのですが、桃と一緒にプロテストを受けたのですが、その時に一度、鎖骨を折ってしまいまして、デビュー戦が伸びてしまいました。その後、デビューの目途がついたのですが、また折ってしまい、やっとデビューすることができました。


――プロテストは渡辺さんと合格しながらも、けがでデビューできなかったこの1年というのはどうでしたか?


美邑 悔しい思いもあったと思うんですけど、(デビュー戦を戦った)クリス・ウルフも同期なんですけど、同期が強くなることがうれしかったりします。自分も早く追いつきたいなと思って、逆にそういう姿を見せてくれたからこそ、「よっしゃ、やるぞ!」という気持ちが消えなかったので、ライバルですけど、本当にいい仲間だと思います。


――その仲間がいたからこそ、10月のデビュー戦までこぎつけたということですが、実際、リングで戦ってみて?


美邑 うーん、どうかな……?(笑) でも、終わってみて、めっちゃ楽しかったです。本当にリングに立てて良かったなと思いました。


――その要因は、自分が一生懸命頑張ってきたから? それとも会場の雰囲気がそうさせてくれた?


美邑 もともと役者をやっていたので、人に見られる快感もあると思いますけど、2年間という長い練習生期間だったので、その間に応援して下さる方もずっと待っていて下さったので、周りの選手たちにも支えられ、本当にいろいろな感情がありましたね。


――それが凝縮されたのが、後楽園のリングだったと?


美邑 そうですね。


――デビュー戦を見させて頂きましたが、かなり良い試合だったと思います。自己評価としてはどうでしたか?


美邑 いやまあ、がむしゃらに向かっていったというところでは、デビュー戦にしては、すごく(力を)出せたかなと思います。でもプロレスとしては、全然ですね。


――まだまだ伸び白はあるぞと?


美邑 もちろんです!(笑)

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