自演乙vs.サワーはMMAルールで激突! 「RIZIN」が“至極の”4試合を発表

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「RIZIN」での試合が決まった(左上から時計回りで)高谷、元谷、DJ.taiki、長島☆自演乙、RENA 【スポーツナビ】

 年末の12月29日、31日に開催される格闘技イベント「RIZIN」の記者会見が4日に都内ホテルで行われ、4つの対戦カードが発表された。

 今回発表された4試合はすべて総合格闘技(MMA)ルール。注目はK-1 MAXなどで“コスプレファイター”として活躍した長島☆自演乙☆雄一郎が、立ち技界の“生ける伝説”アンディ―・サワーと対戦。両者の新しい挑戦は、どんな試合展開になるか予想がつかない。

 女子では、日本の“立ち技界最強”とされるRENAが、ジョルジオ・ペトロシアンが所属するTEAM LEONE PETROSYANでスキルを磨く、欧州女子キック界の新星、イリアーナ・ヴァレンティーノと対戦。ヴァレンティーノはイタリアでモデルをこなす美貌の持ち主で、「日伊美女ファイター対決」にも注目だ。

 DEEPフライ級王者の元谷友貴は、韓国のROAD FCで活躍するチョ・ナムジンと対戦。軽量級のアジア最強を決める一戦にもみなされる。また高谷裕之とDJ.taikiの一戦も組まれ、どの試合も注目のワンマッチとなっている。

 以下、記者会見でのコメント。

榊原実行委員長「『至極の4試合』を組んだ」

『至極の4試合』をそろえたと話す榊原実行委員長 【スポーツナビ】

登壇者:榊原信行実行委員長
高田信彦統括本部長
RENA
元谷友貴
DJ.taiki
高谷裕之
長島☆自演乙☆雄一郎

榊原実行委員長
「ようやく桜庭vs.青木戦に続く、具体的な4試合を発表できることになりました。
 僕自身はPRIDE以来、格闘に関わらせて頂くのが8年半ぶりとなります。その8年間、日本の格闘技界を支えてきてくれた新しいメンバーと仕事ができることを個人的にワクワクしていますし、うれしく思っています。

 今年の大晦日、格闘界が再びお茶の間に戻ってくるということで、本当にたくさんの日本人格闘家から、出場を申し出る連絡をもらっています。そのこともうれしいです。選手がリングに上がる時には、ハングリーな気持ちが必要であり、待っていてもチャンスはつかめません。人生はなんでもそうだと思いますが、その中で、自分たちの思いを持って、私たちにアプローチしてくれる選手、日本人だけでなく世界中の選手に感謝と敬意を表したいです。

 日本では地上波で放送しますが、米国ではベラトールの話があり、欧州全土での放送もテレビ局と最終調整をしています。ロシア、アジア、ブラジルでも放送環境が整っています。日本で戦っている姿が全世界に届けられる環境が整うということで、ここに出場する選手は、日本の格闘家の魂を体現してもらえる選手だと思っています。われわれが見せたい格闘技の魅力をそれぞれの角度で、いろいろな色合いで見ていただける『至極の4試合』だと思います」

RENAの要望で「やれんのか!」と気合を入れた高田統括本部長 【スポーツナビ】

高田信彦統括本部長
「これだけの選手たちの情報を伝えるのは1時間以上かかってしまいますが、短くまとめます。

 まず4枚、素晴らしいカードがそろいました。この競技、シュートボクシングも総合格闘技、キックボクシングもそうですが、この競技を見続けている人には興味深いカードがそろっていると思います。これだけのカードを2日で見せるわけですから、会場に来て、肉眼で激しい戦い、レベルの高い戦いを目に焼き付けてほしいです。

 RENA選手vs.ヴァレンティーノ選手ですが、お互いMMA初挑戦となります。RIZINとしては、女子の試合も積極的に取り組んでいく。その方向性に向けて、ギャビの試合もそうですが試金石となります。戦う選手たちにとってはもちろんですが、われわれにとっても意味合いのある重要な一番となります。
 若い時からずっとお世話になっていた、シーザー会長の秘蔵っ子であるRENA選手。立ち技で最強、MMAでも最強と。是非、飛びつき十字も見たいです。シーザー会長に大きなお土産を持ってきたよと言って、帰ってもらいたいと思います。そのことで、シュートボクシングやRENA選手、RIZINの可能性が出てくると思っています。非常に期待しています。
 ヴァレンティーノ選手は今、K-1 MAXで史上初の連覇を果たしたジョルジオ・ペトロシアン選手から付きっ切りで打撃を磨きながら、技を磨いています。お互い美しい女性の戦いなので、どれだけスイッチを入れて、激しい戦いになるのか、楽しみです。

 元谷選手vs.ナム選手。フライ級という軽いクラスです。この2人の内、勝った方がアジアNO.1といっても過言ではないです。元谷選手というのは、早い時期から才能を開花していて、今でも国内最強と言われています。UFCも目を付けていた選手。ところが大晦日の電撃参戦が決定しました。デビューから1年でチャンピオンになっています。現在、「日本の至宝」と言ってもいい才能を自分で開花させました。練習場まで、車で1時間かかるそうです。往復2時間、そして練習は8時間。才能がある中で、これだけの努力をして、現在26歳。まだ10年とできますから、なんとか頑張って、元谷時代を作ってほしいです。
 一方のナム選手は24歳です。あのチェ・ホンマンにけんかじゃ負けないと。試合でも心が折れない。非常に気の強いファイトを見せています。ここ5戦は4勝1敗。韓国フライ級では最強の一人。実際の試合でも、「絶対に最後まであきらめない精神力の強さは特筆に値する」と。これだけ精神力がある人たちがいる中で、あえてこれをアピールするということですから、元谷選手も油断していると持っていかれちゃいますよ。

 DJ.taiki選手vs.高谷選手。こちらの2人は非常にMMAの経験豊かなウェルター級です。どちらもハードパンチャー。経験豊富なキャリアに裏付けされた、スリリングでハイレベルな試合を期待しています。
 個人的に高谷選手に興味があり、PRIDEがなくなって8年間すっぽりと格闘の穴がありましたが、その間頑張っていたのですが、VTRで何回も見ていますが、試合を生で見たことがありません。この階級では随一のハードパンチャー。とにかく殴ることへのこだわり、殴ることが大好き。生粋の喧嘩屋。生粋の喧嘩屋が高い技術を身につけて、バッグボーンにある強いハート。現在38歳。経験豊富です。技術をつけた喧嘩屋。さいたまスーパーアリーナで花道から出てくる雰囲気というのを、高谷選手のたたずまいを見るのが楽しみです。
 taiki選手。彼もハードパンチャー。K-1やシュートボクシングに立った経験があります。UFCの日本大会で行われたリアリティー番組でも選ばれ、独特のキャラクターから、格闘技ファンからは人気急上昇という選手です。彼も、声優の田村ゆかりさんが好きとか、若干ちゃらいことを言っていますが、非常に強い。リングに上がったらガラッと変わる。ただ、相手が高谷選手なので、当然打ち合いになるのかな? どんな激しい打ち合いになるのか? どうぞ、ゆかりちゃんにいい報告ができるように頑張ってほしいです。

 そしてアンディ―・サワー選手vs.自演乙選手。“生きる伝説”アンディ―・サワー。サワー選手のキャリアを見てきて、40歳近いと思ったのですが32歳。十分これから、“立ち技の世界最強”という称号を携えて、このMMAに殴りこんできても、トップを取る可能性がありますよね。今現在は、UFCフェザー級王者のジョゼ・アルドとトレーニングをしているそうです。デビュー戦とはいえ、かなりタックルを切る練習、寝技への対応をしているそうです。その成果が年末のリングで存分に発揮されそうです。
 最後に長島選手。長島選手も僕は初めてなんだよな。ギャップがありますよね。このギャップ、まったく予測が付きません。謎めいた試合の答えを年末に出してほしいです。花道を歩いてくるシーンから、どう変わっていくのか? 相手がアンディー・サワーなので、高度な打撃の試合になるのではないでしょうか? あとは寝技の対応でしょう。どんな謎めいた試合になるか楽しみです。

 分かりやすいと思います。それぞれの試合が似通っていないと。バックボーンもそうですが。なんとかこれを、彼らを応援してきてくれた人たちの外側にいる人たち、しばらく格闘技から離れてしまった人、格闘技に興味がなかった人に、この4枚のカードを是非、見逃さないように、このカードの魅力を地道にスピーディーに発信していきたいです」

※次ページより選手のコメント

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