ホッケー女子、リオ五輪へ決意語る
「目標は高くメダルを目指す」
リオ五輪出場が決まり、喜びの会見を行ったホッケー女子日本代表「さくらジャパン」の選手たち
リオ五輪出場が決まり、喜びの会見を行ったホッケー女子日本代表「さくらジャパン」の選手たち【スポーツナビ】

 来夏のリオデジャネイロ五輪出場を決めたホッケー女子日本代表「さくらジャパン」が27日、都内で会見を開き、永井祐司監督と、23日まで行われた代表選考会で選出された代表候補の10選手が参加し、本大会への抱負や決意を語った。


 日本は2004年のアテネ五輪で初出場を果たして以来、4大会連続での五輪出場となる。しかし、決定までの道のりは決して平坦ではなった。アジア予選を兼ねた昨年のアジア大会で4位と振るわず、今年6月末から行われたワールドリーグ準決勝ラウンドでも6位。各大陸予選の結果待ちの状態だったが、オセアニア予選を兼ねたオセアニア・カップで22日、すでに出場権を得ているオーストラリアとニュージーランドのいずれかが優勝することが決まり、日本は繰り上がりで出場枠を得た。


 永井祐司監督が掲げたリオ五輪の目標は「メダル獲得」だが、厳しい戦いが予想される。これまでの最高位はアテネ五輪の8位。以来、北京10位、ロンドン9位と上位争いに絡めていない。出場が決まれば4大会連続で日の丸をつける中川未由希も「このままではメダルは本当に遠い夢」と危機感を口にする。たが「自信を持ってメダルを獲得しに行くということを、8月のリオへの出発の時に言えるように、覚悟を持ってこれから精いっぱい取り組んでいきたい」と不断の決意で臨むつもりだ。


 代表選考会で選ばれた候補選手は中川らを含む38名。今後は11月末の米国遠征を皮切りに、合宿や海外遠征を通じて18人まで選手を絞り込み、夢の舞台へと乗り込む予定となっている。


 以下、代表候補選手の中川、永井葉月、柴田あかね、小野真由美の会見でのコメント。

中川未由希「この日を楽しみにしていた」

4大会連続の五輪出場へ、中川は覚悟を決めて臨む
4大会連続の五輪出場へ、中川は覚悟を決めて臨む【スポーツナビ】

 ワールドリーグが終わってからここ数カ月間、本当にこの日を楽しみにしていました。先日行われた(代表)選考会中に、確実に五輪に決まったと聞いて、本当にホッとしたという思いと、リオに向けて今まで取り組んできた過程が思い返されて、感慨深いものがありました。これも協会の方々をはじめ、いつも支えてくださる皆さまのおかげだと感謝しています。私自身、4大会連続で(五輪に)挑戦することができることを幸せに思っていますし、やはりこのままではメダルは本当に遠い夢だと思っているので、まずは目標は高くメダルを目指して、自信を持ってメダルを獲得しに行くということを、8月のリオへの出発の時に言えるように、覚悟を持ってこれから精いっぱい取り組んでいきたいと思います。

永井葉月「夢に一歩近づけた」

永井監督の実娘でもある永井葉月は、元ホッケー選手の母の思いも胸にリオを目指す
永井監督の実娘でもある永井葉月は、元ホッケー選手の母の思いも胸にリオを目指す【スポーツナビ】

 こうやってリオ五輪出場の報告をできることをすごくうれしく思います。私は小学校からホッケーをやっていましたが、その時の夢が五輪に出場して活躍することだったので、その夢に一歩近づけたと思います。もしリオにメンバーとして出場できるのであれば、今まで応援してくださった指導者の方々や家族、友達、そしてホッケーファンの皆さんに感謝しながら、自分のプレーを悔いなく全力でやり切ったと言えるようなプレーをしていきたいと思います。そして、(元ホッケー選手だった)私の母が、現役の時に五輪に出場できなくて悔しかったとこの前話していたので、その分の思いを自分が五輪で出せるようにしていきたいと思います。

柴田あかね「結果がすべて」

柴田はロンドン五輪で悔しい思いをしただけに、リオに懸ける思いは強い
柴田はロンドン五輪で悔しい思いをしただけに、リオに懸ける思いは強い【スポーツナビ】

 私はロンドン五輪に出場させていただいたのですが、その時はただ単に無我夢中になってチャレンジしたという記憶しか残っていなくて、なかなか私自身の持ち味を発揮したように感じませんでした。そこですごく悔しい思いをしましたし、目標にしていたメダルにも全然届かなかったので、次に出場するリオデジャネイロ五輪では、残り少ない日数となってきていますが、その1つ1つの練習の日々を大切にして、自信を持って世界の舞台で戦えるよう、さくらジャパン一丸となってメダルに向けて向上していけるように頑張っていきたいです。結果がすべてだと思いますので、その結果を皆さんに報告できるように精いっぱい頑張りたいと思います。

小野真由美「1日1日を大切に頑張りたい」

「感動や喜びを与えたい」と抱負を語った小野
「感動や喜びを与えたい」と抱負を語った小野【スポーツナビ】

 五輪が決まったということで、覚悟と責任と、いろいろなものを感じた日でした。結果を残さなければ何も残らないということを私自身も分かっていますので、このリオデジャネイロ五輪で、たくさんの方々にホッケーを知っていただけるようにしたいです。またラグビーの日本代表が(現在開催中のワールドカップで)結果を残して日本の国民にすごくたくさんの感動と喜びを与えてもらって、私自身もすごく良い刺激をいただきました。私たちも、多くの方々に感動や喜び、いろいろなものを与えられるようなチームになっていけるように、結果を求めて精いっぱい頑張っていきたいと思います。メダルを取れるよう、残された時間は短いですが、1日1日を大切に頑張っていきたいです。

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