貴乃花親方がアマゴルファーを救う 四股で打球が真っすぐ飛ぶ!
【スポーツナビ】
ポイントは体重移動
今回はゴルフシコアの応用編。ここでは、ゴルフにおいて股関節・肩関節の柔軟性と同じくらい重要なポイントとなる“体重移動”をスムーズに行うためのエクササイズを紹介します。
指導してくれるのは基礎編に引き続き、貴乃花親方とともにゴルフシコアの共同開発に携わった内田英利先生。では、さっそく実践してみよう。もちろん、シコアグリップは忘れずに!
これがシコアグリップ、この手の形をキープするだけで前腕が鍛えられる 【スポーツナビ】
前へ真っすぐ、イメージは相撲の立ち合い
そう言って内田先生がとった姿勢は写真1。ここから写真2→写真3のような回旋運動を行う。
【写真1】まずは前傾姿勢をスムーズにするエクササイズから 【スポーツナビ】
【写真2】写真1の姿勢から軸をぶらさずにゆっくりと右へ回旋 【スポーツナビ】
【写真3】今度は左へゆっくりと回旋 【スポーツナビ】
【写真4】写真1の体勢を横から見るとこのような形になる 【スポーツナビ】
【写真5】軸を安定させたまま、まずは右へ 【スポーツナビ】
【写真6】前傾姿勢のバランスを保ち背筋をピンと伸ばしたまま、左へゆっくりと回転させていく 【スポーツナビ】
左右への体重移動をスムーズに
【写真7】両手のシコアグリップをこのように重ねよう 【スポーツナビ】
【写真8】まずはこの姿勢。基礎編で学んだ四股の体勢をしっかりと 【スポーツナビ】
【写真9】背筋を伸ばし、姿勢を安定させたまま右へゆっくりと体重移動 【スポーツナビ】
【写真10】次に左へゆっくり体重移動。ベタ足を忘れずに 【スポーツナビ】
そして、この左右への体重移動エクササイズの上級編として、左右に体重移動した際に、移動した方向のヒジを後ろにひねる回旋運動を取り入れたものがある。写真11→写真12→写真13のような動きだ。
【写真11】回旋運動を取り入れる応用編もまずはこの姿勢から 【スポーツナビ】
【写真12】右へ体重移動した際に今度は右ヒジを後ろにひねり、回旋運動も加えていく 【スポーツナビ】
【写真13】同じく今度は左ヒジを後ろにひねる。ベタ足も忘れずに 【スポーツナビ】
四股で1段上のスイングを
「普段のトレーニングとして取り入れていただいてもいいですし、打ちっぱなしやラウンド前の準備運動としても、ゴルフシコアは最適だと思います。股関節が強くなって前傾姿勢がしっかり取れるということは、ドライバーやアイアンだけではなくて、パターも変わってくると思いますよ」
一見、なんのつながりもないように思える相撲とゴルフ。しかしながら、股関節・肩関節を柔軟に使い、体重移動をスムーズに行えば良い結果が出るという点は、この2つのスポーツは同じなのである。というわけで、古来から伝わり、我々日本人になじみが深い相撲の四股をベースにしたゴルフシコアで、1段上のスイングを目指してみませんか?
(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)
取材協力 コアフォレスト
※渋谷マークシティー出口徒歩0分
TEL&FAX:03-6455-0612
URL:http://coreforest.com/
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ