丸藤が杉浦撃破 ノア存続へ全勝優勝宣言
みのる快勝「ノア崩壊のカウントダウン進んだ」
グローバル・リーグ戦開幕戦で杉浦とのノア頂上対決を制した丸藤。ノア解散阻止へ優勝宣言
グローバル・リーグ戦開幕戦で杉浦とのノア頂上対決を制した丸藤。ノア解散阻止へ優勝宣言【横田修平】

 プロレスリング・ノア「グローバル・リーグ戦2015」が16日、東京・後楽園ホールで開幕し、988人を動員した。メインイベントでは、丸藤正道vs.杉浦貴によるノア頂上対決が実現。丸藤が虎王で撃破し、「優勝するのはオレ」とリング上から宣言した。

昨年V杉浦撃破の丸藤「優勝するのはオレだ」

串刺し式の虎王から不知火、虎王とたたみかけて杉浦を粉砕
串刺し式の虎王から不知火、虎王とたたみかけて杉浦を粉砕【横田修平】

 両者は今年の8.5ディファ有明で対戦し、杉浦が勝利。これまでのGL戦でも杉浦が2勝している。昨年度の覇者である杉浦は、優勝トロフィー返還の際、「このリーグ戦でもう一度頂点に立って優勝して、その先にあるGHCのベルトを取り戻します。ノアは必ず守ります」とファンに誓っていた。

 両者の意気込みを示すかのように、序盤から激しいエルボー、チョップの打ち合いに発展。丸藤はフロムコーナートゥーコーナー、飛びつき式パワーボムといった軽快な飛び技でファンを魅了すると、杉浦はローリングソバット、アンクルホールドといった重みのある技で対抗。しかし、丸藤も串刺し式の虎王から不知火、虎王とたたみかけて勝負を決めた。

 大きな1勝を挙げた丸藤は「行くぞ行くぞ行くぞ! 大きな1勝だ。されど1勝だ。ひと言言わせてくれ、グローバルリーグ戦、優勝するのはオレだ」と全勝優勝を予告。ノア存続へ向け、大きな波に乗った。

“王様”みのるが北宮一蹴で余裕の白星発進

“王様”みのるは超危暴軍の北宮を一蹴
“王様”みのるは超危暴軍の北宮を一蹴【横田修平】

 現GHCヘビー級王者の“王様”鈴木みのるは、超危暴軍の北宮光洋を一蹴。かつてのライバルであった佐々木健介の遺伝子を受け継ぐ北宮の髪をつかみ、観客の傘で殴るラフファイトに出ると、ノアのセコンド陣とも乱闘。北宮もスピアー、エルボーで意地を見せるが、みのるはスピアーをキャッチしてフロントネックロックでとらえると、ゴッチ式パイルドライバーでトドメをさした。

11.8後楽園がノア最後の日だ

みのるはグローバルリーグ戦決勝戦がノア解散の日となると断言
みのるはグローバルリーグ戦決勝戦がノア解散の日となると断言【横田修平】

 このリーグ戦で鈴木軍が優勝したらノアは解散、逆に誰か自分から勝利すればGHCベルトはくれてやる、という条件を提示していたみのるは、余裕の1勝に「これでカウントダウンが1つ進んだな」と舌なめずり。「おまえらがサバイバルゲームに生き残りたいなら、オレに勝ってみろ。カウントダウンは11.8後楽園。その日がノア最後の日だ。もうおまえらに行き場、逃げ場所、隠れる舟はない」と、鈴木軍が優勝するグローバルリーグ戦決勝戦の日が、ノア解散の日となると断言した。

田中がスライディングDで小島を粉砕

小島との壮絶な打撃戦を制した田中が白星発進
小島との壮絶な打撃戦を制した田中が白星発進【横田修平】

 ZERO1の田中将斗vs.新日本プロレスの小島聡は、壮絶な打撃戦を展開。ヒートアップした両者は、あわや場外リングアウトとなるまでエルボーを打ち合うと、その後もショルダー、張り手、ラリアットでぶつかり合う。

 エルボーのサポーターをはずし、ウェスタンラリアットを狙う小島に対し、田中も迎撃ラリアットで応戦しブレーンバスター。小島もスーパーフライをヒザ剣山でブロックし、レフトハンドラリアットをぶち込むが、決定打にはならず。田中が頭突き、スライディングDからスーパーフライを決め、スライディングDでフィニッシュを決めた。


 小島ら第三世代と比較されてきた田中は、「いつまでも高い存在でいてほしい。小島とは2回やって1勝1敗。どちらかが引退する前に白黒つけたい」と、再戦を要求。「いいスタートを切れた。こっちのリーグは厳しいが、負けたら優勝できないのは一緒。あとは勝つだけ」と気合いを入れた。

鈴木軍ベンジャミンはカバナに快勝

 鈴木軍の実力者シェルトン・X・ベンジャミンは、コルト“Boom Boom”カバナに快勝。カバナは持ち前の陽気さで観客を沸かせ、ベンジャミンを鉄柵に打ち付けたり、バイオニックエルボーを繰り出して見せ場を作るも、ベンジャミンはジャーマンスープレックスで豪快に投げ捨て、ペイダートで3カウントを奪取した。

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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