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南部監督「得たものはたくさんある」
バレーW杯 ロシア戦後のコメント
戦前の予想を上回る5勝6敗の6位でW杯を終えた全日本男子
戦前の予想を上回る5勝6敗の6位でW杯を終えた全日本男子【坂本清】

 バレーボール男子のワールドカップ(W杯)は23日に最終戦が東京・代々木第一体育館などで行われ、日本はロンドン五輪で金メダルを獲得したロシアに2−3(29−27、17−25、25−21、17−25、13−15)で敗れた。通算成績は5勝6敗となり、6位で今大会を終えた。


 以下は、試合後の南部正司監督と選手たちのコメント。

南部正司監督のコメント

南部監督は世界のトップと戦える手応えを得ると同時に、課題も明確になったという
南部監督は世界のトップと戦える手応えを得ると同時に、課題も明確になったという【坂本清】

「W杯を乗り越えた経験は大きな自信」


 サーブが走って安定したサイドアウトが取れている時は点数が取れています。相手に先行されて、今までならばそのまま持っていかれたような状況でも諦めずに選手が良いゲームをしてくれたと思います。レセプション(サーブレシーブ)の面で、ジャンプフローターからジャブのように崩されてジャンプサーブで得点される。粗さと粘りが両面出た試合でした。(ロシアが)最後にあのコースにサーブが打てるということは、悔しいですがわれわれのほうがまだまだ経験が足りないと言うこと。W杯を通して得たものはたくさんありましたので、今後に生かしていきたいと思います。


 大会を通して1戦1戦、勝ち負けもありましたがチームは成長しています。今までサイドアウトが安定できなかった相手にも高い数字を残せた試合がありましたし、世界トップのチームからもセットを取る。それがたまたまではなく、自分たちのカラーさえ出れば互角に戦えるという部分がありましたので、選手、スタッフ共にW杯を乗り越えた経験は大きな自信になっていると思います。そこがチームにとって大きな収穫であり、実際に6敗したので6敗からどれだけ勝ち星を取れるチームに成長するか。課題はハッキリしていますので、2016年に向けた強化計画をしっかり組みながら、今以上のチームをつくれるように努力していきたいです。


(若手の成長について)数字上でも成果は出ています。各ポジションで世界の舞台で戦えるところまで成長してきています。ただウイングスパイカーとして世界トップの選手かというとまだまだですので、世界のトップと比較しても互角にできる個人能力をつけてほしい。特にレセプション能力はもっと磨いていってほしいと思います。


(6位という成績について)6位になったということ、勝ち星が取れたことはチームとして自信にはつながりました。ただ、今回南米のブラジルが(五輪の)開催国でW杯には来ていません。南米代表がブラジルとアルゼンチンであればこの勝敗、順位は変わっている可能性があります。(ワールドリーグ優勝のフランスも含め)世界一のチームが来ていない中での6位ということですから、もっともっと強いチームがありますし、この成績に満足することなくもっともっと強くならなければならないと思っています(編注:ブラジルは世界ランク1位)。


(今後の招集メンバーについて)今大会戦って、日本の弱点になった部分があります。そこに関してはまず強化ですね。メンバー選考に関してはこれからスタッフ陣とじっくり話し合いながら、戦力としてプラスになるところは補わないといけません。若手の成長が急ピッチで進みましたのでVリーグ、大学リーグを見た時にそれに勝るものがあれば補強はありますが、それがなければこのメンバーでさらに強くしていく。もう少し時間をいただければと思いますし、3月になることはなく、今年は早くメンバーを固めてスタートを切ろうと思っていますので年明けぐらいには(メンバーを)決めて強化に入ろうと思っています。

石川祐希(中央大)

石川は「内容としては悪くないゲームだった」と試合を振り返った
石川は「内容としては悪くないゲームだった」と試合を振り返った【坂本清】

「ベストを尽くせばサーブは世界に通用する」


 フルセットで負けてしまったんですけれど、内容としては悪くないゲームだったと思います。でも負けてしまったのは事実なので、足りないところを修正していきたいです。


 今大会は、初日からどんどんチームも1つになっていったと思いますし、良い部分が増えたと思います。あとは悪い部分をどれだけ強化していけるか。大学でレベルは下がりますが、意識だけは高く持ってやっていきたいです。


 サーブは途中うまくいかないこともありましたが、ベストが尽くすことができれば世界に通用しないことはないなと分かったので、体力を日々強化して持続することができるようにしたいと思いました。

スポーツナビ

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