石川祐希「明日からは強豪ばかり」 バレーW杯 ベネズエラ戦後のコメント
深津英臣(パナソニック)
深津は「気持ちの面で上回った」とチームのメンタルを称賛した 【坂本清】
今日の相手は本当に強かったです。そういうところに勝てたのはいいことだと思いますし、なぜ勝てたかと言えば気持ちの強さ。良いプレーは向こうもこっちも出ていたので、気持ちの面で上回ったのが勝因だと思います。
柳田(将洋)が入るとパイプ(センターからのバックアタック)がありますが、米山(裕太)さんが入るとパスが安定するので前衛3枚でも相手のブロックが1枚になっていたし、柳田が入る時と米山さんが入る時とまた違うバレーが展開できたと思います。
今は層の厚さもあると思いますし、勝って結果を残していることでチームも自信を持っています。代わりに入った人が集中してやっていることもうまく回っていると思います。今日は本当にパスが良かったです。相手のブロックもばらけるし、勝負どころで石川に上げるというパターンができたのは良かったと思います。
柳田将洋(サントリー)
腰痛の影響でスタメンから外れた柳田(15番)は「チームに迷惑をかけた」とコメントした 【坂本清】
(腰痛の影響でスタメンを外れ)自分自身のコンディションの意識の問題でチームに迷惑をかけてこういう形になってしまいましたが、明日から気持ちを引き締めてまた戦っていきたいと思います。
サーブの前にタイムアウトを取られて、イタリア戦でも同じような場面があったな、とイメージしました。気持ちの面で特に変化はなかったですが、同じようなケースを重ねることで今日みたいにしっかりサーブが打てるんじゃないかと思います。
イランはフローターも良いサーブを打つ選手がたくさんいるので、サイドの役目としてはレセプションをしっかり返して、サイドアウトを取り合いになるのが理想の展開。そこで我慢しつつ、最後にブロックや相手のミスを誘って抜けられればいいなと思うので、明日はレセプションに集中して最後まで仕事をこなしたいです。