柳田将洋「僕ら若手が雰囲気を作る」 バレーW杯 チュニジア戦後のコメント
柳田(左)は「先輩選手に雰囲気を作ってもらった」と試合を振り返った 【坂本清】
日本は17日に世界ランキング27位(2015年8月11日付)のベネズエラと対戦する。
以下は、試合後の選手コメント。
柳田将洋(サントリー)
ストレートで勝つことができたのはよかったですが、清水(邦広)さんや酒井(大祐)さん、先輩選手に雰囲気を作ってもらっていました。まだまだ自分たちが試合の流れをつかもうとしても、つかめていないと思うので、明日の試合は僕ら若手と言われる人間がもっともっと雰囲気を作っていけるようにしていきたいです。
(サーブに関する意識は)相手のデータを見て、サーブレシーブに入っている3人ともあまり数字が良くなかったので、『いつも通り自分のサーブを打つこと』と指示をもらっていました。追いつかれた時も後ろから酒井さんに『いつも通り』と声をかけてもらったのでストレスもなく、力むこともなく良い感じで打てていたと思います。
清水邦広(パナソニック)
ストレートでの快勝にも、清水(1番)は気を引き締めた 【坂本清】
広島の最終日(17日)にイタリアにストレートで負けて、悪い流れの中で今日の試合に取り組みました。結果として今日はストレートで勝てましたが、サイドアウトでこちらからミスをしてしまったり、ブロックも戦術にもう少しはめられたものや、レシーブで上げられたボールもたくさんあったと思うし、そこまで良い試合はできなかったと思っているので、もう1回修正して臨みたいです。これから強いチームと対戦する時に今日のようなプレーをしたら負けると思います。チームとしてもう一回集中してやっていきたいです。
(20年振りの4勝を挙げたことについて)4勝できたことは日本にとってもプラスですし、勝つことによって応援してくれる方が増えたり、男子バレーが盛り上がると思うので、これからも勝利を目指して頑張りたいです。初心を忘れず、応援してくれる方に恩返しできるよう、良いプレーができるようにしっかりみんなでやっていきたいです。
サーブに関する意識は柳田選手と石川選手がサーブを軸にしているので、自分自身の役割としては戦術で相手のデータを見て、ここに打てば崩れるとか、ここに打てばレフトからの打数が増えてくるとか、役割をしっかり確認して、なおかつミスを少なく。(自分の)次にサーブを打つのが柳田選手なのでプレッシャーを与えないように、自分のサーブを打つことを心がけつつ、ミスなくリスクなく打てたと思います。