柳田将洋「もっと攻めていくことが課題」 バレーW杯 米国戦後の選手コメント

スポーツナビ

世界ランク5位の米国に1−3で敗戦。大会通算成績は1勝1敗となった 【坂本清】

 バレーボール男子のワールドカップ(W杯)は9日に第2戦が広島グリーンアリーナなどで行われ、日本は米国に1−3(23−25、25−21、11−25、14−25)で敗れ、今大会初黒星を喫した。日本は大会通算成績を1勝1敗とし、7位に位置している。

 日本は10日、世界ランキング13位(2015年8月11日付)のオーストラリアと対戦する。

 以下は、試合後の選手コメント。

柳田将洋(サントリー)

「3、4セット目は受け身になった」と振り返った柳田 【坂本清】

「3、4セット目は受け身になった」

 とにかく自分たちが受けに回らないようにというのを意識しなければならなかったと思っています。3、4セット目は走られて受け身になったと思いますし、サーブが持ち味だと思っているので、もっと攻めていければというのが課題だと思っています。

(2セット目のサーブは)僕のみではなく、石川(祐希)選手、清水(邦広)選手、全員が攻撃的なサーブで攻めればチャンスが増えてくるというのが2セット目で、それができなかったのが3、4セット目だったと思います。2セット目は勝つ展開ができていて、自分もしっかりサーブが打てたと思います。サーブやフロアディフェンスはヨーロッパ遠征でレベルを上げるのが目標で、どんどん良くなっているので明日はもっと良い形で序盤から出せればと思います。(オーストラリアは)アジア選手権で打ち負かされて悔しい思いをしているので払拭できる戦いができるように頑張ります。

清水邦広(パナソニック)

米国の「術中にはまってしまった」と反省するキャプテンの清水 【坂本清】

「術中にはまってしまった」

 最初の1、2セット目はサーブで打ち勝つことができたと思います。3、4セット目は序盤にリードされてしまい、強いサーブが入ってきて日本のサーブが弱くなる悪循環に陥りました。3、4セット目の序盤は、自分がもう少し決められていたら結果は違っていたと思うので、しっかりとあの場面で決められるように、序盤食いついて行けるようにもう1回頑張ってやっていきたいです。

 米国の戦略としては、強いサーブを両サイドに打ってレセプション(サーブレシーブ)を崩す。攻撃が両サイドに絞られていたので、2枚付いた時にプレッシャーがかかり、打ち急いだりミスをしたり、ブロックされたりと戦略どおりにことが運び、術中にはまってしまいました。相手のセッターに返すとか、いやらしいことをしてミスを待ったり、ディフェンスできる部分があったと思うので、もう1回切り替えしていけたらと思います。

 パスが返れば世界ランキング上位でも日本のバレーはできますし、サーブも良い状態で波に乗っている時は、脅威となるサーブ力があると思います。経験を詰めば伸びしろのあるチームだと思うので、しっかりとやっていきたいです。明日のオーストラリア戦に関しては何回もやっているチームです。エドガー選手が高さのある選手ですし、ポテンシャルも高いので、いかにマークしてディフェンスできるかがカギだと思います。気持ちよく打たれたら危ないのでしっかり分析して明日に備えたいです。

1/2ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント