悲願の初Vへ篠原主将「全力で」 U−18W杯、開幕前日会見

松倉雄太

大阪市内の会見に出席した各国の主将。手前が侍ジャパンU−18代表・篠原涼主将 【写真は共同】

「第27回WBSC U−18ワールドカップ」(28日〜9月6日・甲子園など)を前に、出場する12チームの代表監督、主将が一同に会した記者会見が27日、大阪市内で行われ、出席者たちが意気込みを語った。野球日本代表「侍ジャパン」U−18代表の西谷浩一監督は初の日本開催となる今大会について、「悲願の世界一を勝ち取る。その一念で戦っていきたい」と語れば、篠原涼主将も「初優勝を目指して全力で戦っていきたい」と思いを語った。

 以下は出席者たちのコメント。

西谷監督「開催国として恥じなく」

西谷監督 皆さん、こんにちは。ようこそ日本にお越しいただきありがとうございます。歴史と伝統のあるこの大会を日本で初開催できることを本当にうれしく思います。開催国として恥じないように、悲願の世界一を勝ち取る。その一念で戦っていきたいと思います。
 それだけではなく、野球を通じて心の交流ができ、人生の友ができればと思っています。フレンドシップ、勝敗以外のところで本当の友達がたくさんでき、今後の人生につながればと思っています。次の大会に(良い形で)バトンタッチできるように素晴らしい大会にしたいと思います。よろしくお願いします。

篠原主将 素晴らしい各国の選手たちと世界大会を一緒にやることができ、うれしく思います。日本では初開催ということで、初優勝を目指して全力で戦っていきます。また、素晴らしい選手たちと交流を深めていきたいです。よろしくお願いします。

米国主将「金メダルを目標に」

 日本と1次ラウンドで対戦するA組のチームのコメント。

■ブラジル代表(8月28日に対戦)

監督  こんにちは。ブラジルがこの大会に参加できることをとても誇りに思います。大事な大会で良い結果を出せるように一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。

主将 日本に来られてすごくうれしいです。選手は皆、頑張りますので、よろしくお願いします。

■米国代表(8月29日に対戦)

監督 米国代表としてここに来られたことを誇りに思います。また、素晴らしい国で野球ができることを楽しみにしており、しっかりと頑張りたいと思います。

主将 米国代表としてここに来られたことを大変うれしく思います。長いこと目標にしてきた金メダルを目指して戦いたいと思います。

■オーストラリア代表(8月30日に対戦)

監督 大会を主催している都市の皆様、ありがとうございます。また、大会の関係者の皆様、素晴らしい大会になるように尽力いただき、ありがとうございます。新たな顔ぶれの選手と会えることを楽しみにしています。隣にいるメキシコの監督は長い友人でもあり、試合をすることをとても楽しみにしています。

主将 (母親が日本人のため日本語であいさつ)私は日本に来られてとてもうれしいです。オーストラリアの選手はみんな楽しみにしています。

■チェコ代表(8月31日に対戦)

監督 今回この場にいることをとても光栄に思います。また大阪に来られたことを誇りに思います。非常にチャンスと考えていますので、ベストなプレーができるように頑張ります。

主将 私たちにとって非常に良い機会だと思います。自分たちができる最高のプレーをしたいと思います。

■メキシコ代表(9月1日に対戦)

監督 今回、この地にメキシコ代表して来られたことを誇りに思います。試合は難しいものになると思いますが、頑張っていきたいと思います。

主将 皆さん、こんにちは。私もメキシコ代表として来られて誇りに思います。目標を達成したいと思いますので、よろしくお願いします。

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著者プロフィール

 1980年12月5日生まれ。小学校時代はリトルリーグでプレーしていたが、中学時代からは野球観戦に没頭。極端な言い方をすれば、野球を観戦するためならば、どこへでも行ってしまう。2004年からスポーツライターとなり、野球雑誌『ホームラン』などに寄稿している。また、2005年からはABCテレビ『速報甲子園への道』のリサーチャーとしても活動中。

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