木村沙織「調子は日に日に上がっている」 バレーW杯 ケニア戦後コメント

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木村(3番)はケニア戦後、自身の調子について「日に日に上がっている」と手応えを口にした 【坂本清】

 バレーボール女子のワールドカップ(W杯)は26日に第4戦が行われ、日本はケニアを3−0(25−15、25−20、25−12)で下し、大会通算成績を3勝1敗とした。日本は勝ち点を10に伸ばし、2位をキープした。

 ここまで勝利のないケニアに対し、日本は第1セットの序盤からサーブで圧倒。キューバ戦に続いてスタメンの宮下遥や、古賀紗理那のサービスエースで10−2と試合序盤から大きくリードする。点差が広がったことで気のゆるみが生じたのか、中盤には連続失点を喫するも、ケニアのスパイクミスにも助けられ、日本が25−15で第1セットを先取した。

 第2セットも日本が優勢に試合を進める。終盤には山口舞に代えて島村春世、長岡望悠に代えて迫田さおり、木村沙織に代えて石井優希、古賀に代えて鍋谷友理枝を投入した。リードを広げた日本は鍋谷のスパイクでセットポイントとし、最後は迫田のバックアタックで25−20。日本が2セットを連取した。

 第3セットも、大竹のサービスエースや島村、古賀、木村の攻撃で連続得点し、ケニアを突き放す。最後もケニアのスパイクミスで25−12で試合終了。セットカウント3−0で勝利した。

 日本は27日の第5戦で世界ランキング6位(2014年10月13日付)のドミニカ共和国と対戦する。

 以下は試合後の選手コメント。

木村沙織(東レ)

「試合の入りが大事だった」

 休み明けの試合ということもあって、試合の入りが大事だと思っていて「相手のペースでやらないように」というのをみんなで意識してスタートしました。しっかりストレートで勝って良かったと思います。

(スパイク決定率71.43%と高い数字を残したが?)数字に関しては、今まで(同様の高い数字を決めたことが)あったかは分からないですけれど、チームの課題として「スパイクミスと被ブロックを少なくしていこう」と言われているので、そこはしっかり意識して、相手のブロックをしっかり見て打ち分けるようにしていきたいと思っています。

(自分自身の)調子は日に日に上がっていると思うんですけれど、今日は今日で明日は明日。今日より良いプレーができるように、1日1日良くなっていけるように頑張りたいです。

宮下遥(岡山)

「勢いあるチームに勝てて良かった」と勝利の喜びを語った宮下(19番) 【坂本清】

「勢いあるチームに勝てて良かった」

 勢いのあるチームにしっかりストレートで勝てて良かったです。

(センターの打数を増やすことに関して)うまくいったかは分からないですけれど、何本かトライというか、ちょっと崩れたところからでもミドルブロッカーを、という意識を持って使えたところもあったのでそこは良かったと思います。明日も頑張ります。

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