古賀紗理那「ブロックが良く見えている」 バレーW杯 キューバ戦後コメント

スポーツナビ

チーム最多となる19得点を挙げた古賀(8番)は「ブロックが良く見えている」と好調の要因を明かした 【坂本清】

 バレーボール女子のワールドカップ(W杯)は24日に第3戦が行われ、日本はキューバを3−0(25−15、25−12、25−16)で下し、2勝1敗とした。日本は勝ち点7とし、2位に浮上した。

 山口舞、内瀬戸真実、宮下遥が今大会初先発を飾り、スタートはやや硬さが目立ったが、宮下のサーブから古賀紗理那が連続得点を挙げるなどゲーム中盤で逆転に成功する。その後もピンチサーバーで出場した木村沙織がサービスエースで勢いを付け、長岡望悠、古賀、内瀬戸のスパイクなどでリードを広げた日本が第1セットを25−15で先取した。

 第2セットも宮下や山口のサービスエース、古賀のストレート、クロスとコースを打ち分ける巧みなスパイクで日本が点差を大きく広げた。途中交代した鍋谷友理枝と迫田さおりも今大会初得点を決め、第2セットも25−12で日本が連取した。

 第3セットも長岡の連続サービスエースなどで先行すると、大会事前合宿で強化してきたスパイクレシーブも随所で光り、キューバの追随を許さない。最後まで長岡、古賀らのスパイクがさえわたり、25−16で試合終了。セットカウント3−0で日本が勝利した。

 日本は26日の第4戦で世界ランキング19位(2014年10月13日付)のケニアと対戦する。

 以下は試合後の選手コメント。

古賀紗理那(NEC)

「後半にリズムができた」

 最初は硬くて良いバレーができなかったけれど、後半になってだんだんリズムができて、ストレートで勝ててよかったです。(全日本に選ばれて)最初の頃は何をどうしていいか分からなかったけれど、最近は相手のブロックもすごく良く見えていると思います。明日、しっかり良い準備をして、明後日のスタートからみんなで頑張りたいと思います。

木村沙織(東レ)

この日、先発を外れた木村(中央)は、「1戦1戦チーム力が増している」とチームの出来に手応えを感じている 【坂本清】

「1戦1戦チーム力が増している」

 今日は若い選手が中心になってすごく良いバレーを展開していたと思うので、勝って本当によかったです。この3日間、特に昨日の試合(ロシア戦)はすごく悔しい思いをしたけれど、1戦1戦終わるごとにチーム力がどんどん増しているのをコートの中で感じています。明日1日空くけれど、今日の夜からみんなで明後日の試合のことを頭に入れて、良い準備をしていきたいです。

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