日高がイサミを下し天下一Jr3度目V=火祭り開幕戦は大谷がライディーンに完敗
日高の願いは天下一Jrの継続開催
天下一Jr.3度目の優勝を果たした日高。恒例の願い事では、「天下一Jr.トーナメントを毎年開催すると約束してください」と訴えた 【横田修平】
天下一Jrは2002年からほぼ毎年開催されていたが、昨年は延期が決定。だが、日高らジュニア戦士たちが再開を熱望し、ついに開催となった。さまざまな団体で活躍するイサミは、本家を前にショーンキャプチャーを繰り出すなど、物おじしないファイトでペースを握る。だが、ZERO1ジュニアを背負う日高も、野良犬ハイキックで動きを止めると、石見銀山でフィニッシュを決めた。
神龍に天下一Jrの継続開催を願った日高は、「来年は15周年。ZERO1ジュニアの未来、大きく育んでいきます!」と力強く宣言。天下一Jrをひとつのブランドとして確立させると誓った。
過去4度Vの田中はハヤトに快勝
火祭り開幕戦で昨年の契約解除から復活したライディーンが体格差を生かしたファイトで大谷を下した 【横田修平】
過去4度優勝の田中将斗は、推薦枠での参加となるフジタ“Jr”ハヤトと打撃戦を展開。「やりすぎぐらいがちょうどいい」とばかりにキック、エルボーで迫るハヤトに弾丸エルボー、スーパーフライをぶち込むと、スライディングDで勝利。「厳しくてもスカッとする試合だった」と快勝に笑顔を見せた田中だが、「まだ長い夏の1試合が終わったばかり」と気を引き締めた。
2冠王・佐藤、連覇狙う崔が好発進
世界ヘビー級王座&NWAインターコンチネンタルタッグ王座の2冠王である佐藤は将火怒に完勝。火祭り制覇での“3冠”に色気を見せた 【横田修平】
昨年の覇者である崔領二はブードゥー・マーダーズのドン、TARUと同門対決。戦前に「遠慮なく戦う」と約束していた通り、イスを使った荒っぽい試合展開に。コーナーから蹴落とされたTARUが後頭部を強打しても攻撃の手を緩めずに、那智の滝で沈め、2連覇へ好スタートを切った。
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