高瀬、福島ら世界陸上メンバーを発表=尾縣専務理事「バランス取れたチーム」

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高瀬慧「ファイナルを目指す」

高瀬慧は男子100、200メートルで「ファイナルを目指す」と意気込みを語る 【スポーツナビ】

 今回は勝負をして、世界選手権で戦いたいので、ファイナルを目指して頑張りたいと思います。現段階では7割5分くらいの練習ができています。あと2カ月、本番までは特別なことをするわけではありません。今までやってきたことにさらに磨きをかけていくことと、しっかりと自分のレースプランを確立していくことが大事だと思うので、しっかりと準備していきたいと思います。

(4×100メートル)リレーでは、僕自身がチームを引っ張っていく走り、姿というものを見せていきたいです。世界リレーでも銅メダルを獲得していて、十分に世界で戦える種目だと思うので、世界リレーでは僕は走れなかったですけど、世界選手権ではしっかりと走ってチームをけん引していきたいと思います。

金丸祐三「120パーセント出す準備を」

世界選手権6回目の出場となる金丸。「120パーセントの力を出す準備」をして本番に臨む 【スポーツナビ】

 今シーズンはふがいない走りが続いていたので、代表に内定してほっとしているというのが正直な気持ちです。6回目の出場なので、そろそろ自分の走り、自己ベストを目指して走りたいなと思います。

(仕上がりは)現状は70パーセントほどかなと感じています。本番までの課題としては、まずは身体面においてもう一段階レベルアップし、精神面においても、しっかりと経験を生かして世界選手権に臨めたらと思っています。本番では100パーセントの力ではまだ決勝に残れる力ではないと思うので、120パーセント出せるような準備をしていきたいです。

村山紘太「兄弟で出場できうれしい」

兄・謙太との兄弟同時出場を果たす村山紘太は「お互い悔いのないレースをしにいこう」と話しているとコメント 【スポーツナビ】

 世界選手権は初めてになります。自分の力を出し切って、決勝に出場できるように頑張っていきたいと思います。

(今の状態は)90パーセント。ラスト勝負になると、海外の選手は今の日本のレベルより一ランク上の状態で決着する感じです。今の僕のラストスパートでは厳しいと思うので、世界選手権までにスパートに対応できるようなスピードを磨ければいいかなと思います。

(兄・謙太の出場も決まり)兄弟で出場することができるのはすごくうれしいです。今回、兄は万全な状態で日本選手権に臨めなかったですが、世界選手権では挽回してくれると思います。お互い世界選手権では悔いのないレースをしにいこうと、2人の中で決めていたことなので、目標を達成できるように頑張っていきたいです。

鎧坂哲哉「逆算してトレーニングしてきた」

初出場となる鎧坂哲哉は、後輩であるカロキが出場した世界選手権に対し「その舞台に自分も立てることをすごくうれしい」と話す 【スポーツナビ】

 今回、初出場になるのですが、世界選手権で勝負するためにトレーニングを積んできました。世界選手権は高校の後輩であるビダン・カロキ(DeNA/ケニア)が先に出場しているのですが、そこ(世界選手権)で戦っているところを見て、自分もここで戦ってみたいなと思っていたので、その舞台に自分も立てることをすごくうれしく思います。

 今年に入ってから、世界選手権から逆算してトレーニングをしてきていて、今8割くらいトレーニングができています。世界選手権までに残りの2割をしっかり仕上げていきたいと思います。

福島千里「今までで1番良い世界選手権にしたい」

4度目の世界選手権出場となる福島は「今まで出た世界選手権の中で1番良い世界選手権になるように頑張りたい」と意気込む 【写真は共同】

 今まで出た世界選手権の中で1番良い世界選手権になるように頑張りたいと思います。
 今の段階では100パーセントのトレーニングができていて、100パーセントの状態だと思っています。100パーセントが最大ではないかもしれないし、限界だとも思っていないので、100パーセントが120、130とどれくらいいけるか分かりませんが、それぐらいを出せる練習や試合をしていけたらいいなと思います。

西原加純「ラストの勝負に加わりたい」

世界選手権初出場となる西原加純は「ラストの勝負に加われるように頑張りたい」と目標を掲げる 【スポーツナビ】

 今回が初出場になるのですが、しっかりと世界の舞台で自分の力が出し切れるように頑張ります。世界選手権の印象は、長距離種目はラストスパートがすごくて、テレビを通してもすごく迫力が伝わってきました。自分もいつかそこに加わって勝負をしたいなと思っていました。今回、代表に選んでいただいたので、ラストの勝負に加われるように頑張りたいと思っています。

(状態は)今の段階だと80パーセントくらいだと思います。世界選手権までには、とにかくけがのないように練習をしっかり積んで、自分はメンタルがあまり強くないので、メンタルの部分を保って当日を迎えられたらいいかなと思います。

海老原有希「本来の自分の姿で戦う」

自身の持つ日本記録を更新して世界に挑む海老原有希。「万全の状態で試合を迎えられるようにしたい」と話す 【スポーツナビ】

 4回目の出場になりますので、かねがね言い続けている決勝、または入賞を目標に取り組んでいきたいと思います。今日こうして正式に(代表決定の)発表をいただいたので、ここから2カ月間、しっかりとトレーニングを積んで、万全の状態で試合を迎えられるようにしたいと思います。

 現段階では7、8割のところまではこれていると思うのですが、日本選手権が終わった後に反省するところもありました。反省するところはしっかりと反省して、良い流れのあるところは良い流れを続けられるよう、ここからきっちりと100パーセント、本来の自分の姿で投てきができるように準備をしようという感じです。

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