大学侍J・坂本主将「勝って勢いを」 ユニバ壮行試合でNPB選抜と対戦へ

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会見に出席した5人。左から大学代表の茂木、坂本、善波監督、NPB選抜の青山監督、和田 【スポーツナビ】

 6月29日に神宮球場で行われるユニバーシアード壮行試合「侍ジャパン大学日本代表対NPB選抜」を前に両チームの監督、選手による記者会見が22日、都内で行われた。この試合はユニバーシアード(7月3日〜14日、韓国・光州)に出場する侍ジャパン大学代表と、プロ野球12球団の若手選手から選ばれたNPB選抜が対戦するもの。会見では先発投手が発表され、大学代表は全日本大学野球選手権で最優秀投手にも選ばれた左腕の濱口遥大(神奈川大学)、NPB選抜は京都大出身のルーキー田中英祐(千葉ロッテ)がマウンドに上がる。

 以下は会見に出席した侍ジャパン大学代表主将の坂本誠志郎(明治大)、茂木栄五郎(早稲田大)、善波達也監督(明治大監督)、NPB選抜の和田恋(巨人)、青山道雄監督(ロッテ2軍監督)のコメント。

大学代表・坂本「高橋光成は気になる」

「昨年のオランダ遠征の経験を浸透させたい」と語る大学代表・坂本主将 【スポーツナビ】

 自分たちの憧れでもあるプロの選手と試合をさせていただける喜びを感じています。大会では勝ちにこだわっていきたいと思います。(壮行試合では)勝っていい弾みをつけて大会に向けてやっていきたい。自分の力、日本代表の力がどれくらい通用するのかを楽しみにしている。(この試合で)どれくらいのことができるかが大会にも大きく関わるので、自分自身とチームにも期待している。

 高橋光成投手(埼玉西武)は捕手と打者の両面で気になっている。良い投手ということは知っていますし、打席に立つ機会があれば打者として、打席に立てなかったとしても、間近で見られるいい機会になるので楽しみにしています。

(主将としては)昨年のオランダ遠征の経験があるので、それをチームに浸透させることが大切です。まずはそれを第一に考えて、その経験が生きたチームができるといいと思います。

大学代表・茂木「平常心を持ってできるか」

 自分が今までやってきたことがどれだけ通用するのか楽しみ。プロと対戦するのはこれが最初で最後。どのような球を投げて、どのようなプレーをするか、プロ入り前に肌で感じられる機会なので、思い切ってプレーしたい。

 先発の田中投手と対戦したい。昨年の代表選考合宿で良い球を投げている印象があり、プロに入ってどのような成長をしたか、打席に立って肌で感じたい。自分がやってきたことは誰が対戦相手でも変わらない。プロを相手に平常心を持ってできるかが大切になると思う。自分がやってきたことに集中して取り組みたい。

巨人・和田「いい試合をしてアピールしたい」

巨人の2軍で主軸を打つ和田は「プロとして恥のないようにプレーしたい」と決意 【スポーツナビ】

 大学の代表選手と試合ができることを楽しみにしている。プロとして恥のないようにプレーしたい。NPB選抜に選ばれたからには見せ場を作りたい。まだ日の丸を背負った経験がないので憧れはあり、そういった選手になりたいという思いはあります。いい試合をして、自分をアピールしたい。

(次ページは両チーム監督のコメント)

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