小久保監督「真のトップチームを作る」 開幕は日韓戦 プレミア12の組分け決定

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準決勝進出で再び日本のファンの前へ

 過去2回のWBC優勝はいずれも米国で歓喜の瞬間を迎えたが、今回は準決勝、決勝が東京ドームで行われる。果たして小久保監督の胴上げが日本のファンの前で披露されるのか? この点については慎重な姿勢を崩さなかった。

「初戦は札幌だが、翌日には(1次ラウンドが行われる)台湾に移動する。日本に戻れるチームは限られているので、まずは突破を目指してメンバーの編成やローテーションなどを考えていく」

 一方で今大会が野球の普及、振興に向けた大きな可能性を持っているという強い認識を小久保監督は持っており「日本の皆さんの前で、強い侍ジャパンの姿を見せることが野球の普及にもつながる」と、準決勝、決勝進出への意気込みも口にした。

 半年後、12チームがどのような戦いを繰り広げ、侍ジャパンはどんな活躍を見せるのか。2015年の野球シーズンは最後の最後まで見逃せないものになりそうだ。

第1回WBSCプレミア12グループ分け

【グループA】
台湾(4)、キューバ(3)、オランダ(5)、カナダ(7)、プエルトリコ(9)、イタリア(11)

【グループB】
日本(1)、米国(2)、ドミニカ共和国(6)、韓国(8)、ベネズエラ(10)、メキシコ(12)
※()内の数字はWBSC世界ランキング

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