萩野「個人メドレー２種目で金メダルを」＝世界選手権・競泳代表メンバー発表会見
萩野公介（東洋大）：自由形、個人メドレー
今回の日本選手権では目標にしていたタイムには遠く及ばない大会になってしまいましたけれど、４つに絞って代表に入ることができてホッとしています。世界選手権では２００メートルと４００メートルの個人メドレー２種目で金メダルを取ることを最大の目標にして、これからの練習をしっかりとやっていきたいなと思います。
入江陵介（イトマン東進）：背泳ぎ
今年の選考会は自分の納得のいくタイムが出なかったんですけれど、１００メートルと２００メートルともに優勝することができ、２００メートルに関しては（２０１１年の代表選考会を含めて）９連覇することができたので良かったと思います。２種目で金メダルを取ってリオ五輪の代表に内定できるよう、しっかりと頑張りたいと思います。
瀬戸大也（ＪＳＳ毛呂山）：バタフライ、個人メドレー
今回の日本選手権は去年よりもいい状態で臨むことができて、自己ベストも出ているのでいい試合だったと思います。今年は代表種目も増えて、１本１本集中して金メダルを取って、今年中に五輪出場を決めたいと思います。
小関也朱篤（ミキハウス）：平泳ぎ
日本選手権が終わって無事代表に選んでいただきました。代表に入れたことは素直にうれしく思いますが、世界選手権で結果を出すことが目標なので、これからしっかりと準備していきたいと思います。やはり１００メートルと２００メートルでメダルを取るということが一番の目標で、２００メートルでは世界記録を目指して頑張りたいと思います。
渡部香生子（ＪＳＳ立石）：平泳ぎ、個人メドレー
５０メートル平泳ぎで優勝できるとは思っていなかったので、５０メートルの優勝から波に乗ることができました。最後の２００メートル平泳ぎでは日本記録に届かず終わってしまったのですが、４冠をうれしく思っています。２００メートル平泳ぎでもう一度日本記録を狙って泳ぎ、今年中にリオ五輪を決められればと思います。
金藤理絵（Ｊａｋｅｄ）：平泳ぎ
予選のときから緊張していたので、今回の代表入りを素直に喜んでいます。ですが、目標にしていたタイムや順位はついてこなかったので、これからもっともっと頑張らなければいけないなと思います。今までメダルを取ることができていないので、今年こそメダルを取りたいと思います。
次ページに日本代表選手、出場種目の一覧を掲載。
平井伯昌監督
今回の日本選手権では世界選手権に２５名の代表選手を選んでいただきました。個人で派遣標準記録を突破する選手が少なく、リレーの男子４００メートル自由形でも４人の合計で派遣標準記録を突破することができませんでした。そういった残念なこともありましたけれど、今日出席している選手たちがいい内容で泳いでくれたこと、そして若手の有望選手が出てきたことは、今後に向けて明るい材料が多いのでよかったと思います。
日本選手権では４冠など複数種目で活躍した選手が多いですし、各選手から今年中にリオ五輪の代表を決めたいという話があります。世界選手権で金メダルを取ると来年の五輪代表がいただけるということになっていますから、選手が大きな目標を持って臨んでくれると思います。まずは金メダルをひとつでも多くということを目指して頑張っていきたいと思いますし、いくつも取ってくれるのではないかと思います。