「メイクの力」でスポーツをもっと楽しく 体育大出身のヘアーメイクアーティスト
【スポーツナビDo】
体育大出身で学生時代はノーメイク派。ヘアメイクとしてその経歴をマイナスに捉えていた時期も。でも今は、メイクも生き方も大事なのは自分らしさを生かす事と感じているそう。
スポーツ中のメイクは必要?
メイクは心理的効果があるので、「かわいくなった」って鏡の前で一瞬ウキウキした気持ちになるだけでも違うと思うんです。パーフェクトな姿でいるべきと言っているわけではないんですが、最低限やることのひとつにちゃんとメイクまで入れて欲しいなと思います。
今のアイテムはつけていることが肌にとっても良いものも多くなっています。ファンデーションが“肌に毒”なんてことはまずありません。逆に外的刺激から守ってくれて、いろいろな良い事があります。
――気持ちの面でも、見た目の面でも、肌にとってもメイクする事はいい?
そう、ほこりやちりやいろいろなものから肌を守ってくれます。
メイクも練習! 買いたい症候群はダメ
化粧崩れについての質問は多いですね。あとは「化粧をしているのに、していないみたいって言われる」「ちょっとやると派手になってしまう」とか。それから「これを隠すためのメイクを教えてください」とも聞かれます。
でも私はコンプレックスカバーではなくて、チャームポイントを生かすメイクの方がいいと伝えているんです。それを打破できるとすごく視野が広がる。メイクを習うにあたっても開花する人って、そういう小さなことを気にしなくなる人ですね。
あとは、レッスンを受けると“買いたい症候群”になってしまいがちなので、持っているこのアイテムでできるから買わないでと言います。人によって使った方がいいアイテム、使わなくていいアイテムがあるのでそれも伝えますね。
スポーツやヘアメイクのイベントでレッスンをする長井さん。大事なのは「隠す」ではなくて、「チャームポイントを生かす事」 【長井かおり】