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新旧スターが勢ぞろい! IPTLの魅力
杉山愛コラム「愛’s EYE」
  • WOWOW

ビッグネームがアジアを転戦

(写真左より)ノバック・ジョコビッチ、アナ・イバノビッチ、ロジャー・フェデラー、アンドレ・アガシ、マリア・シャラポワ
(写真左より)ノバック・ジョコビッチ、アナ・イバノビッチ、ロジャー・フェデラー、アンドレ・アガシ、マリア・シャラポワ【Getty Images】

 昨シーズンオフに開催されたエキシビションマッチ、IPTL(インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)がWOWOWで4月に放送されることになったそうです。


 IPTLは、ノバック・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、セリーナ・ウィリアムズ(米国)、マリア・シャラポワ(ロシア)といった現役選手からアンドレ・アガシ(米国)のようなレジェンドまで、テニス界のスターが勢ぞろいしたイベントで、昨年、大きな話題になりました。それがテレビで見られるのは楽しみですね。


 そもそも、オフシーズンとはいえ、忙しいスケジュールを割いて、これだけのビッグネームが集まったことがすごいですね。しかも、選手を入れ替えながらアジアの4都市(フィリピン・マニラ、シンガポール、インド・ニューデリー、アラブ首長国連邦・ドバイ)を転戦したのです。私も最初に聞いたときは、そのスケールの大きさにびっくりしました。

現役選手とレジェンドがチームを結成

 確か3年くらい前に具体化し始めたと記憶していますが、これだけのイベントが実現するのかクエスチョンマークもあったようです。ところが、アジアでのテニスの盛り上がりを背景に大成功しました。シンガポールで女子のWTAチャンピオンシップスが開催されるなど、この地域ではテニス人気が高まっています。また、アジアはテニス界にとって大きなマーケットであり、豊富な資金があったからこそ、これだけビッグネームが参加したのでしょうね。


 男女の現役選手とレジェンドがチームを組んで戦う団体戦というフォーマットも、今までにないユニークなものでした。中でも、こういうイベントにはめったに顔を出さないピート・サンプラス(米国)の登場は驚きでした。テニスの歴史に残るような選手たちが、本当に和気あいあいとプレーしていました。現役選手としては、こういうレジェンドとプレーできるのは光栄だと思います。和気あいあいとやっている中でも、それなりのテンションもあって、見どころいっぱいでした。


 SNSを通じて参加選手自身が情報発信していたことも、この時代らしいなと感じました。私のところにもダニエラ(・ハンチュコバ、スロバキア)からSNSで連絡があったのですが、楽しんでいる様子が伝わってきました。


 貸し切りのジェット機のファーストクラスで移動したり、選手たちが本当に楽しそうでした。SNSでは選手のパーソナリティーも伝わってくるので、普段のツアーでは見られない素顔が見られたように思います。

一流選手のショーマンシップに感心

 テニスのオフシーズンは短いので、現役選手にとっては、このイベントに参加したことがシーズンにどういうふうに影響するんだろうという興味もありました。ところが、全豪オープンも終わってみれば順当な結果で、ジョコビッチやセリーナには何の影響もない様子でした。逆にこのイベントが良い緊張感を保つことにつながったのかな、とも感じました。


 開幕前の時期なので大変は大変だと思うのですが、プロ野球のオープン戦と同じで、現役選手たちは、実戦を踏まえた準備としてこのエキシビションを使ったのかもしれません。ここでのプレーをひとつのトライアルにして、それを試合で使えたりということもあったのでしょうか。


 それはそれとして、選手たちのショーマンシップはやっぱりすごいなと思います。私が現役だったら、短いオフにこういうエキシビションに参加するなんて、そこまで余裕がないんじゃないかなと思ってしまうのですが、みんな、そういうことでピリピリしないんだなと感心しました。これはこれでイベントとして楽しんじゃおうという、ゆとりを感じます。それができるから、彼ら、彼女たちは、このレベルで長く戦っていられるんだろうなと思います。現役でありながら、こうして観客も盛り上げ、エンターテインメントとして一流のものにしているのがすごいなと思います。 



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