「負けないで」と応援されても走れない… 走るタワレコ店員×元音楽番組MC対談
【写真提供:デサント】
東京マラソンまであとわずか。軽い気持ちでに応募したら当選してしまい、取りあえず道具一式そろえてみたランナーの皆様、今一度立ち止まって考えてみてください。「過去に何度同じ経験をし、何度挫折をしたか」――デサントの調査ではランニングを始めて6カ月以内に辞めてしまう、“燃え尽きたランナー”が67%にものぼることが明らかになっています。
さらに、挫折したランナーの32%がモチベーション維持策を持ちあわせていなかったのに対して、継続できているランナーの99%が、何らかの維持策を実施していることがわかりました。その中でも際立っていたことの1つが、継続できているランナーの52%が、ラン音楽を聴きながら走っていること。そこで今回、せっかくはじめたランニングで燃え尽きないために、「ランニングの時に聞きたいオススメの曲」をご紹介。
紹介してくれるのは、「ガリレオ」や「ROOKIES」にも出演し、プライベートではマラソン大会で自己最高記録の3時間42分を記録した、走る女優こと高山都さん。そして、タワレコ渋谷店でひっそりと活動している「タワレコランニング部」の部長であり月間400キロという距離を走破する吉田さん。このお二方がオススメする、「ランニングをより楽しめる」、「燃え尽きない、挫折しない」ための曲とはいったいどのようなモノなのでしょうか。
さらに、挫折したランナーの32%がモチベーション維持策を持ちあわせていなかったのに対して、継続できているランナーの99%が、何らかの維持策を実施していることがわかりました。その中でも際立っていたことの1つが、継続できているランナーの52%が、ラン音楽を聴きながら走っていること。そこで今回、せっかくはじめたランニングで燃え尽きないために、「ランニングの時に聞きたいオススメの曲」をご紹介。
紹介してくれるのは、「ガリレオ」や「ROOKIES」にも出演し、プライベートではマラソン大会で自己最高記録の3時間42分を記録した、走る女優こと高山都さん。そして、タワレコ渋谷店でひっそりと活動している「タワレコランニング部」の部長であり月間400キロという距離を走破する吉田さん。このお二方がオススメする、「ランニングをより楽しめる」、「燃え尽きない、挫折しない」ための曲とはいったいどのようなモノなのでしょうか。
アルバム1枚分の時間=ランニングの時間
【写真提供:デサント】
――今回は「ラン×音楽」ということで。お二方は、もちろん日常的に走られてますよね?
高山・吉田 はい
――どれくらい走られてますか?
吉田 僕は一応週に100キロですかね。
高山 えっ!? 週に100キロですか?
吉田 はい(笑)。だいたい4日か5日にわけて1日20キロずつくらい走ってます。
――じゃあ月400キロ、ということですか……?
吉田 まぁ、月に400キロは超えますよね。
高山 すごい(笑)。たぶん、吉田さんが走り過ぎなのでサラっと言いますが、私は月に100キロとかですかね? シーズンによりますが、10月ごろから冬にかけては200キロくらいとか走りますよ!
――ちなみにお二人は走りはじめてから何年ぐらいですか?
吉田 僕は20代からなので、もう14〜15年ですかね……。
高山 私は3年半です!
――そもそも、挫折する人が多いランニングですが、どうして続いていると思いますか?
高山 私の場合、きっかけはスポーツナビさんの企画で、ハーフマラソンに挑戦するというモノだったんですね。実は本当に運動神経が悪くて、体育でもずっと“2”だったんです、私。
――5段階のうちの、“2”、でいいですよね?
高山 はい。もともと運動ができないのは自覚していたので、とにかく練習から始めようと。で、走ってみてわかったんですが、私、音楽がないと走れないんですよ。気分が乗らないというか。逆に言うと、シューズとiPodさえあれば、いつでもどこでも走れるんです!
ちょうど、ラジオ番組をやっていたんですが、ゲストでいらしてくれるアーティストの曲をちゃんと聞き込んだ上でお迎えするのがマナーだと思っていたんです。じゃあ、どうせ走りに行くんだし、その時に聞くということをはじめたら、すごく曲が染み込んでいくのを感じたんです。
歌詞カードとか見てないのに言葉が入ってくるし、自分の見てる景色だったり、その時に抱いている感情と歌詞がリンクする瞬間が何度もあって。「カラダを動かしながら聞くことって、なんて素晴らしいんだ!」、と思い、自ずとランニングも習慣化されましたね。
――じゃあ音楽を聞くために走ると言っても過言ではないと。
高山 そうですね。だから新しいCDを買うと、家で聞かずにまずiPodに入れて、外に出た瞬間再生ボタン押すということが、本当に楽しみで(笑)。
「今日はだるいなぁ」っていう日でも、なんだかんだ1枚のアルバムを聞き終わるまでは歩いたり走ったり。アルバムって短くて40分、長くて60分ちょいだからホント、走る時間にちょうどいいんですよね。
高山・吉田 はい
――どれくらい走られてますか?
吉田 僕は一応週に100キロですかね。
高山 えっ!? 週に100キロですか?
吉田 はい(笑)。だいたい4日か5日にわけて1日20キロずつくらい走ってます。
――じゃあ月400キロ、ということですか……?
吉田 まぁ、月に400キロは超えますよね。
高山 すごい(笑)。たぶん、吉田さんが走り過ぎなのでサラっと言いますが、私は月に100キロとかですかね? シーズンによりますが、10月ごろから冬にかけては200キロくらいとか走りますよ!
――ちなみにお二人は走りはじめてから何年ぐらいですか?
吉田 僕は20代からなので、もう14〜15年ですかね……。
高山 私は3年半です!
――そもそも、挫折する人が多いランニングですが、どうして続いていると思いますか?
高山 私の場合、きっかけはスポーツナビさんの企画で、ハーフマラソンに挑戦するというモノだったんですね。実は本当に運動神経が悪くて、体育でもずっと“2”だったんです、私。
――5段階のうちの、“2”、でいいですよね?
高山 はい。もともと運動ができないのは自覚していたので、とにかく練習から始めようと。で、走ってみてわかったんですが、私、音楽がないと走れないんですよ。気分が乗らないというか。逆に言うと、シューズとiPodさえあれば、いつでもどこでも走れるんです!
ちょうど、ラジオ番組をやっていたんですが、ゲストでいらしてくれるアーティストの曲をちゃんと聞き込んだ上でお迎えするのがマナーだと思っていたんです。じゃあ、どうせ走りに行くんだし、その時に聞くということをはじめたら、すごく曲が染み込んでいくのを感じたんです。
歌詞カードとか見てないのに言葉が入ってくるし、自分の見てる景色だったり、その時に抱いている感情と歌詞がリンクする瞬間が何度もあって。「カラダを動かしながら聞くことって、なんて素晴らしいんだ!」、と思い、自ずとランニングも習慣化されましたね。
――じゃあ音楽を聞くために走ると言っても過言ではないと。
高山 そうですね。だから新しいCDを買うと、家で聞かずにまずiPodに入れて、外に出た瞬間再生ボタン押すということが、本当に楽しみで(笑)。
「今日はだるいなぁ」っていう日でも、なんだかんだ1枚のアルバムを聞き終わるまでは歩いたり走ったり。アルバムって短くて40分、長くて60分ちょいだからホント、走る時間にちょうどいいんですよね。