武藤が征矢のヒザを破壊しベルトを死守 悪徳レフェリー粉砕 チーム246がV4=W-1
征矢の挑戦を退け2度目のW−1王座防衛に成功した武藤 【横田修平】
メインイベントでは、WRESTLE−1チャンピオンシップ王者の武藤敬司が征矢学を退け2度目の防衛に成功した。征矢は1.11後楽園で師匠・長州力譲りのサソリ固めで武藤からギブアップ勝ちを奪い、王座挑戦権を獲得。この日の大一番に備え、武藤の同期であるAKIRAをトレーニングパートナーに従え、地獄の特訓を積んできた。
徹底した右ヒザ攻撃で征矢はギブアップ
雪崩式のドラゴンスクリューなど徹底した右ヒザ攻撃で征矢を追い込んだ武藤 【横田修平】
「ヒザの調子も悪いし呼吸も乱れる。15年前の武藤敬司を100とすると、今は30ぐらい。焦りを感じる」と、コンディションの悪さは相変わらずだが、次期挑戦者に誰も名乗りを上げない状況には不満を隠せず。次回2.13後楽園では、魔界からグレート・ムタの参戦が発表されているが、「ムタはまたアメリカに出没するかもしれない。オレもコントロールできない状態」と、悪の化身の行動は予測不可能であると訴えた。
一方、敗れた征矢は「52歳、キャリア30年。WRESTLE−1の社長でありチャンピオン」の武藤の壁を超えられなかったことに悔しさを募らせつつ、「もう一度チャンスをつかむ」とリベンジを誓った。
悪徳レフェリーの妨害で大苦戦
悪徳レフェリーの妨害にも負けずタッグ王座V4を達成したチーム246 【横田修平】
前回1.11後楽園でベルトを強奪したデスペラードは、「デスペラード式ピラニアマッチ」というルールをゴリ押しすると、さらに国籍不明の悪徳レフェリー、Mr.ロバートを使って反則行為を連発。セコンド介入、凶器攻撃、カウント速度の変更など、やりたい放題しまくるが、TAJIRIのグリーンミストがロバートレフェリーに誤爆したのをきっかけに、チーム246が形勢逆転。近藤がキングコングラリアットで土肥を仕留めた。
試合後、田中稔&吉岡世紀組が挑戦をアピール。「ベルトを奪ってやる」と本気度を示した稔に、王者組も応じる構えを見せた。
船木vs.ZERO1鈴木の抗争が激化
敵意をむき出しにする船木と鈴木 【横田修平】
試合後も収まらないZERO1勢は船木、黒潮につかみかかるも、船木は「ZERO1でやれ!」と、今度の2.8ZERO1新木場1stRING大会での決着戦を訴えた。
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