シュワルツェネッガー氏がWWE殿堂入り=トリプルHは「われわれにとっても名誉」

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1970年代から長年のWWEファン

14年3月28日(米国時間)放送の「ロウ」バックステージでシュワルツネッガー氏とホーガンが2ショット 【(C)2015 WWE、Inc. All Rights Reserved.】

 スポーツの激しさとドラマのストーリー展開を兼ね備えたエンターテインメントを世界規模で展開する「WWE」は米国時間3月28日、アーノルド・シュワルツェネッガーをWWEの名誉殿堂「ホール・オブ・フェーム」に迎え入れることを決定した。

 2003年から11年までカリフォルニア州知事を務め、ボディビルダー、「ターミネーター」をはじめ「プレデター」「トゥルー・ライズ」「キンダーガーデン・コップ」など数多くの主演作を成功に導いた映画スターなど数々の肩書を持つシュワルツェネッガー。1970年代から長年に渡るWWEファンであり、WWEの看板番組である「ロウ」「スマックダウン」にもたびたび登場している。

 13年の「ホール・オブ・フェーム」セレモニーでは、伝説的レスラーであるブルーノ・サンマルチノ氏のインダクターとして登壇、先導役を経験。また、14年3月28日の「ロウ」ではハルク・ホーガンとともに登場し、WWEスーパースターのザ・ミズにパンチを叩き込んだこともあった。

授賞セレモニーは米国時間3月28日

2013年ホール・オブ・フェーム授章セレモニーでブルーノ・サンマルチのインダクターを務めた 【(C)2015 WWE、Inc. All Rights Reserved.】

 WWEのタレント・ライブイベント・クリエイティブ部門取締役副社長トリプルHことポール・レヴェスクは「アーノルド・シュワルツェネッガー氏をWWEの名誉殿堂『ホール・オブ・フェーム』に迎え入れることは、われわれにとっても非常に名誉なことです。スクリーン上でも実生活でも伝説的な彼の存在感はWWEの世界そのものであり、多くの記憶に残る瞬間が生まれました」と語る。

 WWEの「名誉殿堂」とも言われる「ホール・オブ・フェーム」は、WWEのみならず、スポーツエンターテインメントに貢献した人物の功績をたたえ、その名誉を語り継ぐために1993年に設立された。この殿堂入りの対象はスーパースターだけでなく、マネージャーやプロモーターなど関係者も含まれ、多くのレジェンドたちが殿堂入りを果たしている。2010年には日本人として初めてアントニオ猪木氏がこのWWEの殿堂入りの名誉を獲得している。シュワルツネッガー氏の「ホール・オブ・フェーム」授章セレモニーは、WWE年間最大のイベント「レッスルマニア31」の関連イベントとして、米国時間3月28日、米国カリフォルニア州サンノゼSAPセンターで開催される。

殿堂入り主な受賞者

14年3月28日(米国時間)放送の「ロウ」でリングに上がったシュワルツネッガー氏 【(C)2015 WWE、Inc. All Rights Reserved.】

アンドレ・ザ・ジャイアント(1993年)
フレッド・ブラッシー(1994年)
ピート・ローズ(2004年)
ハルク・ホーガン(2005年)
ウィリアム・ペリー(2006年)
リック・フレアー(2008年)
ザ・ファンクス(2009年)
アントニオ猪木(2010年)
マイク・タイソン(2012年)
ブルーノ・サンマルチノ(2013年)
ドナルド・トランプ(2013年)
ほか
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