軽量性を追及したサブ4向けシューズ 南井正弘のイチオシ!

南井正弘

【南井正弘】

フレッシュフォーム搭載モデルが今春フルモデルチェンジ

ミッドソールかかと部分の外側は凹型のハニカムが成形され、高いクッション性を生む 【南井正弘】

 昨年ニューバランスからリリースされたミッドソール(アウトソールとアッパーとの間のソール)のニューテクノロジーであるFRESH FOAM(以下、フレッシュフォーム)。複数の素材を組み合わせるのではなく、単一素材を凹凸のハニカム形状に成形することから、高いクッション性とサポート性を両立。同時に優れた軽量性を確保することにも成功している。

 同テクノロジーを採用したM980は、昨春このコラムでも紹介しているが、クッション性と軽量性を高レベルで融合し、全世界で良好なセールスを記録することとなった。筆者はサイパンマラソンのハーフマラソンの部でこのモデルを着用したところ、足に優しい履き心地で快適に21kmを走り抜くことができた。

 そんなフレッシュフォーム搭載モデルが今春フルモデルチェンジ。さらに昨年のM980よりもワンランク上のレベルのランナーに対応するモデルが追加されることとなった。それが「FRESH FOAM ZANTE」(以下、フレッシュフォーム ザンテ)だ。

ミッドソールかかと部分の内側は凸型のハニカムが成形され、高いサポート性を確保。着地時に脚が内側に過度に倒れ込むオーバープロネーションの予防に効果的だ 【南井正弘】

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著者プロフィール

フリージャーナリスト。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツブランドのプロダクト担当として10年勤務後、ライターに転身。スポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズを得意分野とし、『フイナム』『日経トレンディネット』『グッズプレス』『モノマガジン』をはじめとしたウェブ媒体、雑誌で執筆活動を行う。ほぼ毎日のランニングを欠かさず、ランニングギアに特化したムック『Runners Pulse』の編集長も務める

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