ラグビー日本代表、W杯イヤーがスタート 「勝てる可能性を増やすことは全部やる」
初のW杯準々決勝進出を目指す日本代表、エディー・ジョーンズHC 【写真:伊藤真吾/アフロスポーツ】
ジョーンズHCは「W杯では準々決勝進出が目標。やらなければいけないことはたくさんあります」と語り、これからの準備について説明した。テーマごとにジョーンズHCのコメントをまとめた。
(一次候補選手一覧は3ページ目に記載)
一次候補選手について
昨秋に日本代表デビューを果たしたレレイマフィは負傷で選考されず 【写真:伊藤真吾/アフロスポーツ】
怪我で選んでいない選手が2名います。レレイマフィ(NTTコミュニケーションズ)と山沢拓也(筑波大)です。一日も早く復帰して代表に戻って欲しいと祈っていますが、状況を見る限り難しいと思っています。
(代表でテストマッチ出場がない選手4名について)宇佐美和彦(キヤノン)はトップリーグでも一、二を争う長身の選手(197センチ)でジャンプのポテンシャルがあります。国際舞台で戦える次代の選手になると思っています。
ホラニ龍シオアペラトゥー(パナソニック)は大きくて強い。スクラムが劇的に良くなっています。
村田毅(NEC)は日本生まれのバックローとして将来が期待できる選手として見てきました。ラインアウトで賢く、ジャンプもできる選手です。
ベネット(キヤノン)はマオリ戦の合宿から見ています。スピードがあり、ラインブレイクの能力があります」
W杯直前の試合について
W杯では4試合があり、そのうちの2試合は人工芝と天然芝が混ざったグラウンドになります。南アフリカ戦とサモア戦はそういうタイプのグラウンドです。残り2試合はグロスターで行われます。グロスターは雨が降るとグラウンドが重くなり、逆に降らないと固くなります。重いグラウンドは選手たちも欧州遠征で経験があるので、W杯直前のグルジア戦では固いグラウンドを経験できればと考えています」