青学大・原監督「山上りに自信ある」 3代目山の神へ エース神野を5区起用
久保田「『辞めたい』とか言ったり……」
「2区を走るつもり」と心構えを語った久保田 【CSPark】
(故障について)右足首のねんざを1年生の箱根前にしてしまって、それで少し接地の仕方が変わってしまい、少し(脚の)外側に負担が掛かるようになったのが慢性化したと思います。(今年の)前半はリハビリに使ってしまったのですが、それでも夏合宿からチームに合流させてもらいました。駅伝も出雲駅伝を含めて選んでいただいて、順調にくることができたと思います。
やっぱりチームにも迷惑をかけましたし、去年はだいぶ腐ってしまってチームの士気を下げてしまっていたところはあったと思います。(腐ってしまった自分とは具体的に?)「辞めたい」とか言ったり……。実際にチームの同学年の人や今のキャプテンの藤川(拓也)さんに相談したり、いろんな人に相談して、最終的に監督とどういう形で次の年を進めていくかというのを話して、僕の要望を聞いていただいたというか。話すことで了承してもらえたので、「これならやれる」と。(陸上について)ここまで本気で考えたのは初めてだったと思います。
(藤川選手に箱根駅伝前に相談した際に)「やめるなら1月4日に出て行け」と。「続けるなら気持ちを切り替えてやってもらわないと困る」といわれました。そのお陰で、監督とも腹を割って話せたので良かったと思います。
一色「走りたい区間は1、2区」
11月の全日本では振るわなかった一色だが、箱根駅伝に向けて仕上がりは上々だ 【CSPark】
(11月の全日本大学駅伝では1区区間6位に終わったが)日頃の練習の距離不足です。練習でのジョッグが少なかったので、ラスト3キロで全く動かなくなって、あれだけ離されてしまったと思います。夏合宿が明けてから、日本インカレで途中棄権をしたり、練習でもうまくいかないことが多くて、そういうことがあって全日本大学駅伝前は弱気になっていたのかもしれません。
本当に1区〜10区のどこでも走る準備はしているんですけれど、2区は23キロあって2区を走れるように準備をしておけば、他の区間はどこでも走れるというのが自分の考えです。なので、2区を走れるくらいの練習をしています。
(前回大会の自分の走りを振り返って)何も考えずにレースを走っていたんですけれど、やはり、みんな15キロまでは我慢していただけであって、自分があそこで前に出たことは失敗だったと思います。でも、先頭を一瞬でも走れたことは今年1年間の成長につながったと思います。今年は優勝を狙うチームなので、前回大会のようなことは許されません。区間賞を目指して、後ろに差をつける走りをしたいです。
(取材協力:大学総合スポーツサイト「CSPark」)