アギーレ「戦う準備はできている」=AFCアジアカップ メンバー発表会見

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アジアカップに出場する日本代表のメンバー発表会見に臨んだアギーレ監督 【スポーツナビ】

 来年1月9日にオーストラリアで開幕するAFCアジアカップに出場するサッカー日本代表のメンバー発表会見が15日、都内JFAハウスで行われ、本田圭佑、香川真司らが順当に選出された。また清武弘嗣がワールドカップ(W杯)・ブラジル大会以来の復帰を果たしている。

 会見に臨んだハビエル・アギーレ監督は「われわれが持っているアジアカップのタイトルを守りたい」と、意気込みを語った。また現体制では初招集となる清武については「ずっとチェックしてフォローしていた。複数のポジションをこなせる選手であり、難しいリーグでレギュラーとして活躍しているので、代表に値すると思う」と評価した。

 連覇を狙う日本代表は、グループD組でパレスチナ(1月12日)、イラク(1月16日)、ヨルダン(1月20日)と対戦する。

アジアカップのタイトルを守りたい

登壇者:
ハビエル・アギーレ(日本代表監督)
霜田正浩(日本サッカー協会技術委員長)


霜田委員長 アジアカップのメンバー23人が決まりました。アギーレ監督になって初めての公式戦なので、ディフェンディングチャンピオンとして優勝を狙えるようにチーム一丸となって戦いたいと思います。メンバー表の中でひとつだけご説明したいことがあります。トレーニングパートナーを3人、国内合宿に参加させます。GKの牲川歩見(ジュビロ磐田)、センターバックの植田直通(鹿島アントラーズ)、MFの中島翔哉(FC東京)。この3人を国内合宿に帯同させて、練習のサポートをしてもらおうと思います。以上です。

アギーレ コーチングスタッフ全員で同意したリストを発表している。非常にバランスの取れたメンバーであり、経験豊富な選手もいる。W杯、そして(前回の)アジアカップを戦ったメンバーもいる。そして同時に、6〜8人の若い選手たち。代表でまだ4〜5試合くらい、デビューしたばかりの選手も入っている。80試合前後の試合をわれわれはスタジアムで見ているし、100試合以上をビデオで見ている。そして代表に入れる力はあるけれど、今回リストに入らなかった選手もいる。そういう選手は落ち込まずに、これからも努力し続けてほしい。

 そして、このメンバーと戦って、われわれが持っているアジアカップのタイトルを守りたいと思う。楽なことではないが、われわれが日本に着いたその日から、それを目標にやってきた。もちろん対戦相手に敬意は表す。サポーターにはいつもどおりの声援をお願いしたい。またメディアの皆さんとは情報交換をしながら、スムーズに試合を進めていきたい。

<日本代表メンバー>

GK:
川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
東口順昭(ガンバ大阪)
西川周作(浦和レッズ)

DF:
長友佑都(インテル/イタリア)
森重真人(FC東京)
太田宏介(FC東京)
内田篤人(シャルケ04/ドイツ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
塩谷司(サンフレッチェ広島)
酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)
昌子源(鹿島アントラーズ)

MF:
遠藤保仁(ガンバ大阪)
今野泰幸(ガンバ大阪)
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
香川真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
清武弘嗣(ハノーファー96/ドイツ)
柴崎岳(鹿島アントラーズ)

FW:
豊田陽平(サガン鳥栖)
岡崎慎司(マインツ05/ドイツ)
本田圭佑(ACミラン/イタリア)
小林悠(川崎フロンターレ)
乾貴士(フランクフルト/ドイツ)
武藤嘉紀(FC東京)

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