村上大介「優勝なんて考えていなかった」 NHK杯男子メダリスト会見コメント

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無良「力が入りすぎてうまく動けていなかった」

無良はフリーでジャンプに精彩を欠くも3位に入った 【坂本清】

――村上選手、ショートでの自信がフリーの演技につながったのか?

村上 フリーに入って何が起こるか分からなかったので、頭が真っ白になりましたし、一発目の4回転を跳んで、2発目の4回転を跳んだときに、練習みたいにいけるかなと思い、最後まで滑れました。

――村上選手、ファイブコンポーネンツ(演技構成点)は3つが8点台だった。その手ごたえと次の試合は全日本選手権になると思うが、何を目標とするかを教えてほしい。

村上 この試合はここまでこれると思っていなかったので、その質問は自分自身でも分からないです(笑)。とにかく全日本ではノーミスの演技と、ファイブコンポーネンツを上げられるように頑張りたいと思います。

――村上選手、2年前の肩のけがから何が一番大変だったか?

村上 脱臼した年(2012年)、すぐに米国に帰って、すぐに手術を行って、とにかくその年はアウトだったので、全日本は米国でユーチューブで見てました。本当に悔しい思いをしたし、引退したいなとさえ思いました。ただそういう考えでスケートを辞めたくなかったので、とにかくどこまで成績を上げられるかというのを自分でも示したかった。その思いで頑張りました。

――無良選手、冒頭の4回転から終盤までのジャンプとジャンプの間、気持ち的にはファイトしなければいけない状態が続いていたと思うが、何を一番考えて、何をしようと思っていたのか?

無良 冒頭の4回転で力が入りすぎてうまく跳ぶことができなかったですし、2発目も気力で跳んだ感じでした。ステップシークエンスが終わるまでは本当に力が入りすぎてうまく動けていなかったので、何をどうとかあまり考えられていない状態でした。

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