宮原、悔しいフリー「課題見つかった」 NHK杯女子メダリスト会見コメント

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表彰式で笑顔を見せる(右から)3位の宮原、優勝のゴールド、2位のレオノワ 【坂本清】

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯は29日、大阪・なみはやドームで女子フリースケーティングが行われ、前日のショートプログラム(SP)4位の宮原知子(関大中・高スケート部)が合計179.02点で3位に入った。村上佳菜子(中京大)はジャンプのミスが響いて合計173.09点と得点が伸びず4位に終わった。優勝はグレイシー・ゴールド(米国)で合計191.16点、2位はアリーナ・レオノワ(ロシア)で合計186.40点だった。

 この結果、宮原、村上ともに12月のGPファイナル(スペイン・バルセロナ)への進出を逃した。日本女子が出場できなかったのは2000−01年シーズン以来、14大会ぶりとなる。

 以下は、メダリスト会見でのゴールド、レオノワ、宮原のコメント。

GP初勝利ゴールド「良い滑りができた」

SP、FSともに強さを示したゴールド 【坂本清】

――今日の競技を終えた感想を教えてほしい。

レオノワ 今ここに座っていられるのが信じられません。今日のフリーは出来が良くありませんでした。私としては満足がいかないものになりました。でも2位になれてとても幸せです。昨日のショートは良かったので、そのおかげでここにいられるのかと思います。フリーについてはもっと練習して改善していきたいと思っています。

宮原 今回のNHK杯でフリーは悔しい結果になってしまいました。ノーミスでいきたかったんですけど、表彰台に2戦とも乗れたので、それはうれしいです。

(ゴールドが遅れて登場)

ゴールド 今日は当然のことながら結果に対して大変うれしく思っています。グランプリ初勝利、インターナショナルの大会での勝利ということでもうれしいです。自分の演技はもっと良くできると思っています。それでも良い滑りができたと思っていますし、日本のお客さんからたくさんの声援をもらえたこともうれしく思っています。私から見ていても他のスケーターも良い演技をしていたので、このあとの四大陸、世界選手権も楽しみです。

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