村上「GPファイナルへ強い気持ちで」 NHK杯女子SPトップ3会見コメント

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レオノワ「自分のためにモチベーションを保っている」

「とても満足している」とSPの演技を振り返ったレオノワ 【坂本清】

――ゴールド選手、レオノワ選手は最初の試合から期間が空いたが、どういう準備をしてきたのか?

ゴールド 私自身、GPシリーズは(試合が)離れていたほうがやりやすいと思っています。最初と最後とか、もしくは続けてやるほうがやりやすいです。今回は最初のスケートアメリカから4週間空いたので、きちんとした準備ができました。

 スケートアメリカは、かなりがっかりしました。メンタルの部分でもそうだし、フィジカルの部分でも向上できると思っていました。ジャンプを安定させるためにかなり練習しましたし、ショートとフリーも繰り返し練習しました。今回は自分の演技ができたと思っていますし、練習の成果が出たと思っています。明日も今日と同じように良い演技をしたいと思っています。

レオノワ スケートカナダの後、私はオーストラリアへ行ってトレーニングをしました。ただ、うまくできなかったので、それではいけないと思ったので、帰ってからしっかりとトレーニングをしました。今回は満足いく準備ができたと思います。

――レオノワ選手、ロシアの若い選手が非常に活躍している。レオノワ選手もフレッシュでモチベーションを維持しているが、どのように維持しているのか?

レオノワ 他の選手についてはあまり言いたくはありません。私は自分のために、モチベーションを保っています。また、お客さんに自分の良い演技を見てもらうために、モチベーションを維持しています。

村上「明日は最高の演技をしたい」

SP演技後、弾けるような笑顔を見せた村上 【坂本清】

――ゴールド選手と村上選手、それぞれ今日のショートが終わって1位と3位だが、GPファイナル出場へどのような影響があるか?

ゴールド ファイナル出場資格を得るかどうかは、プラスとマイナスの面があります。ファイナルは12月の半ばに開催されるということで、全米選手権と世界選手権のことも考えなければなりません。

 ただ、ファイナルに出場できるということは、2つの大会で良い成績を収めたことになる。しかも、とても美しい街であるバルセロナに行けるということになるし、その美しい街で初めて行われるスケートの大会です。それはとてもプラスになります。特に私はスケートアメリカで良い演技ができなくて、改善してきたという経緯があります。

 明日はとても楽しみにしています。ファイナルへの出場資格がどうかという楽しみではなく、これまでやってきた練習どおりにプログラムができるように、そして全米選手権に向けて、世界選手権に向けて良い演技がしたいと思っています。

村上 自分はファイナルに出たいという強い気持ちを持って、今季はGPシリーズに臨んでいます。明日もその気持ちをしっかり持って、強い気持ちで臨みたいと思っています。ファイナルに行けるか行けないかは、プレッシャーではなく、力になっているので、明日はその力を出して、最高の演技をしたいと思っています。

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