村上「GPファイナルへ強い気持ちで」 NHK杯女子SPトップ3会見コメント

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スケートアメリカからだいぶ改善できたと語ったゴールド。SP首位に立った 【坂本清】

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯が28日、大阪・なみはやドームで開幕し、女子ショートプログラム(SP)ではグレイシー・ゴールド(米国)が68.16点で首位となった。2位はアリーナ・レオノワ(ロシア)で68.11点、村上佳菜子(中京大)が64.38点で3位と好発進した。宮原知子(関大中・高スケート部)は60.69点で4位だった。

 村上は冒頭のトリプルトウループの連続ジャンプ、トリプルフリップ、ダブルアクセルと3つのジャンプをすべて着氷。体を大きく使った伸びやかなステップ、レイバックスピンとジャンプ以外の要素でも観客を魅了し、最後は両手を広げてフィニッシュ。会心の出来に大きな笑顔が弾けた。

 女子フリースケーティングは29日に行われる。

 以下は演技後のトップ3会見でのゴールド、レオノワ、村上のコメント。

ゴールド「スケートアメリカからだいぶ改善できた」

――今日のショートプログラムの演技と明日の抱負について。

ゴールド 今日は良いショートが滑れたと思います。スケートアメリカからだいぶ改善できましたし、ジャンプや表現力の面でもすごく良い演技ができたと思います。明日も今日と同じようにジャンプだけではなく、スピンやステップもきちんとこなし、良い演技をしたいと思います。スケートアメリカではたくさんミスをしました。そのあとはすごくハードなトレーニングを積んできました。その成果が出たと思います。

レオノワ 今日の演技については私もとても満足しています。ジャンプもうまく跳べました。明日も今日と同様、良い演技をできるように頑張りたいです。

村上 今日のショートは大きなミスもなかったのですごく気持ち良く終わることができました。でも、まだできると思うので、次の試合に向けてショートを改善していきたいと思います。明日に向けては、今日と同様にレベルを取れる内容に(プログラムを)変えたので、しっかりとレベルを取り、ジャンプもきちんと跳んで気持ち良く終わらせることができればと思います。

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