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山本真弘は初戦でバラッジと対戦
K-1-60キロ初代王座決定T組み合わせ決定

前田プロデューサーは「真弘が60kgでは世界一」

−60kg級トーナメントに出場する日本人4人。初代王者はこの中から生まれるのか!?(写真左から島野、卜部弘、山本、卜部功)
−60kg級トーナメントに出場する日本人4人。初代王者はこの中から生まれるのか!?(写真左から島野、卜部弘、山本、卜部功)【(C)M-1 Sports Media】

「K−1 WORLD GP 2015 IN JAPAN 〜−60kg初代王座決定トーナメント〜」(2015年1月18日/東京・国立代々木競技場第二体育館)の組み合わ発表会見が27日、東京・ホテルサンルートプラザ新宿で行われた。


 前回の会見で出場8選手が発表された−60kg初代王座決定トーナメントの組み合わせがいよいよ発表となった。会見ではまず出場予定だった2選手の変更がアナウンスされた。当初トーナメント出場を予定していた第2代Krush−63kg級王者トーマス・アダマンドポウロスは今月22日にフランス・マルセイユで開催された「LA NUIT DES CHAMPIONS 2014」でスペインのハビエル・エルナンデスに5RTKO負け、さらにこの試合で肋骨を痛めたドクターストップ。トーマスは無念の欠場となったが、トーマスを下したエルナンデスの出場が急遽決定した。


 また同じく出場予定だったミハウ・“マトリックス”・クロリックは練習中に拳を負傷して欠場。代わりに2011年のサバット世界王者で、2012年にKrushで山崎秀晃を右フック一撃でKOしたフランスのグァニー・バラッジが出場となり、K−1 WORLD GP−60kg王者のベルトは卜部弘嵩、卜部功也、山本真弘、島野浩太朗、カリム・ベノーイ、ヨハネス・ウルフ、エルナンデス、バラッジの8選手で争われることになった。


 注目の組み合わせは以下のように決定、K−1前田憲作プロデューサーがトーナメント1回戦の見どころを語った。


(1)島野浩太朗VSハビエル・エルナンデス

(2)卜部弘嵩VSカリム・ベノーイ

(3)山本真弘VSグァニー・バラッジ

(4)卜部功也VSヨハネス・ウルフ


前田プロデューサー 島野選手は一発で試合をひっくり返すことが出来る選手で、捨て身になれる選手として期待しています。実力も世界レベルだと思います。一方のエルナンデス選手はトーマス選手をKOし、K−1への参戦アピールがあって出場が決まった選手なので期待しています。弘嵩選手とベノーイ選手の試合は日本と世界のトップ同士の激突です。弘嵩選手にとっては(先日フランスでベノーイに敗れた)弟・功也選手のリベンジにもなる試合です。世界の頂上決定戦になったと思います。


 前回の会見では「60kgは65kgのゲーオのような本命が不在」と言いましたが、僕は今でも山本真弘選手が世界一だと見ています。その理由はベノーイ選手とエルナンデス選手に勝利しているところ、そして世界の強豪を破ってきたスピードとテクニックを持っているところです。相手のバラッジ選手も山崎選手をKOしたハードパンチャーなので、ハイレベルな戦いになるでしょう。功也選手は精密機械のように相手を攻略する選手で、ヨハネス選手はトリッキーで予測不能な動きをする選手です。精密機械vs.予測不能という試合なると思います。

卜部弘嵩「欧州最強のベノーイと戦えて光栄」

 そしてトーナメント組み合わせが発表された後、日本人4選手が登壇。試合への意気込みを語り、外国人4選手のコメントが読み上げられた。


島野浩太朗 前田プロデューサーから捨て身になれると言っていただきました。僕も半分は捨て身だという気持ちがあるかもしれないですが“大波乱を起こす”というテーマで臨みます。相手のエルナンデス選手はタイガーと呼ばれていて、駆け引きも大事だと思うけど真正面からぶつかりたいと思います。力尽きるつもりはないですが、最後まで前に行こうと思っています。


ハビエル・エルナンデス (コメント)世界トップレベルの選手たちと日本で戦う。ずっと夢見ていたことが、ついに実現する時が来た。なぜ自分がタイガーと呼ばれているのか、それを見せてやる。そしてマサヒロ・ヤマモトにリベンジしてやる(※2012年にエルナンデスは山本に敗れている)。


卜部弘嵩 みんなが知っている通り、ベノーイはヨーロッパ最強で、ずっと戦いたいと思っていました。先日、功也のセコンドでベノーイの試合をリングのすぐそばで見ていて、すごくいい選手だと思いました。1回戦でベノーイと戦えて光栄です。


カリム・ベノーイ (コメント)K−1 WORLD GPに出場できること、日本のファンの前で試合ができることをとても光栄に思っている。最高の試合を見せて、トーナメントで優勝することに全力を尽くします。


山本真弘 まだバラッジの試合を見たことがないのですが、山崎選手に勝っているということで、日本の人はバラッジの強さを知っていると思うので、逆に僕はやりやすいです。素晴らしい試合を見せたいと思います。


グァニー・バラッジ (コメント)また日本で試合ができることがうれしい。今回は自分のベスト60kgの試合だから、自分の本当のパワーを見せられると思う。日本のみんなにエキサイティングな試合を見せることを約束する。


卜部功也(ウルフは)ドイツの鳥人というニックネームがついていますが、しっかり撃ち落として僕がトーナメントを制したいと思います。


ヨハネス・ウルフ (コメント)子供のころからの夢だった、日本のK−1で試合ができる機会が自分に与えられたことを、とても光栄に思う。自分の多彩なファイトスタイルを日本のファンの皆さんにお見せします。

真弘「準決勝で自分と功也の勝ほうが優勝する」

 続く質疑応答ではトーナメントの組み合わせについて質問が挙がった。島野と弘嵩が1回戦をクリアすれば、準決勝で11.9Krushでの−60kg級王座決定戦の再戦が実現することになるが、島野は「初戦に集中する」とし、弘嵩はエルナンデスとの対戦を希望。一方、真弘と功也はともに準決勝での対戦を予想、真弘からは「自分と功也の勝った方が優勝する」と話した。


島野 組み合わせも決まって出場選手を見て、技術の拮抗した世界最高峰のトーナメントになると思います。僕はこのトーナメントに参戦するにあたって、普通の精神状態で出ようとは思ってないです。思いっきり気持ちを高めて気持ち以上のものを持ってぶつかりたいと思います。


(真弘の発言に対して)思うことと言うよりも一回戦が勝負だと思っていて、そこにすべてをぶつけることが大事です。力を出しきって一番上まで波乱を持って行きたいと思います。(準決勝で弘嵩と再戦する可能性もあるが)リベンジということもあるけど、僕はK−1のリングで最初の60kgのトーナメントに出ることになって、どれだけ他の選手と違うものを持っていけるか? 初戦にそれをぶつけることに集中したいです。


弘嵩 トーナメントはみんな強い選手ですが、ベノーイが世界最強クラスの選手なので、この試合に思いっきり集中したいと思います。先日フランスでエルナンデスの試合を見て、すごく強い選手だったのでこいつと戦いたいと思いました。エルナンデスとも『日本で会おうぜ!』と話したので、準決勝ではエルナンデスとやりたいです。(真弘の発言に対して)僕は1回戦で一番の強豪の選手と戦うし、準決勝もきつい試合になると思います。一番きつい道を通る選手が優勝すると思うので、僕が優勝しようと思います。


真弘 トーナメントに出ているメンバーを見て、正直キツイなと思いました。みんなメインイベンター級の選手なので、みんなとやりたくないです(苦笑)。山場は準決勝で戦うと思っている功也選手との試合です。そこを勝った方が優勝すると思います。


功也 ベストの8人が揃ったトーナメントになったと思います。フランスで戦ったベノーイも出ていますし、フランスで自分は日本の選手だと話したら、どこででも山本真弘選手の名前が出てきました。そのくらい真弘選手は世界でも有名な選手です。準決勝で戦うことになったら、この選手を超えて世代交代を見せたいと思います。

闘士はモーリス・スミス推薦選手とリザーブファイト

 またトーナメントのリザーブファイトとして闘士vs.アンソニー・カストレジョンの一戦も決まった。闘士はKrushを主戦場に活躍し、前田プロデューサーが「勝っても負けても気持ちのいい試合をする選手なので、K−1で爆発して欲しい」と語る選手。対するカストレジョンはアメリカで戦う選手で、あのモーリス・スミスが推薦するハイキックを必殺技とする選手だ。会見では闘士が引退発言を撤回してK−1で復活することへの想いを語り、カストレジョンのコメントが発表された。


闘士 たくさんの人が「なんで闘士なの?」「引退したんじゃないの?」と思っていると思いますが、僕は逆風から這い上がる男です。僕は20歳の時にK−1に出ることを夢見て静岡から上京しました。K−1が活動休止してどうしよう?と思ったけど、格闘技が好きな気持ちでKrushで試合をしてきました。そこでどんどん戦う気持ちが強くなってきました。今年はKrushのWILDRUSHリーグに出て、1位になれなかったらリングを降りるしかないと覚悟を決めて戦いましたが、3位に終わり、引退という言葉を口にしてリングを降りました。


 でもリングを降りたあと、嫁と娘が『こんなんじゃ終われないでしょ?』というのを感情で表した時に、親父は大きな背中を見せて生きていかなきゃいけないと思い、引退とは言いましたが、ずっと練習を続けました。そうしたら夢に見たK−1という名前が挙がってきて、男だったら夢をかなえるという気持ちと(K−1への)道があって、僕の中で気持ちがMAXになりました。そしてこのタイミングで夢がかないました。トーナメントの8人は最高な試合をすると思います。僕は夢がかなった以上、K−1ファイターとしてリザーブファイトですが、僕はヤバい試合をしたいと思います。


アンソニー・カストレジョン (コメント)今回は、自分のキャラクターを世に知ってもらういい機会だと思う。自分のスピードを生かした試合を見てほしい。日本のファンの人たちに楽しんでもらえることを意識して、リングに上がるつもりだ。


 世界トップレベルの実力を持った個性豊かな選手たちが集まったトーナメント。潰し合いが予想される過酷なワンデートーナメントを制して、60kg王座の栄光を掴むのは誰だ!?


<次ページは佐藤嘉洋ら1.18K−1スーパーファイト出場選手の意気込み>

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