諏訪魔&ドーリング組が2連覇へ好発進=全日本プロレス最強タッグ開幕戦
わずか7分足らずで前王者の秋山&大森組に完勝
前世界タッグ王者の秋山&大森組をわずか7分足らずで撃破し、2連覇へ好発進したドーリング&諏訪魔組 【花田裕次郎】
メインイベントでは、昨年度覇者の諏訪魔&ジョー・ドーリング組が、世界タッグ王座を返上した秋山準&大森隆男組に完勝。わずか398秒での短期決着に、諏訪魔は「歴史に名を残す」と2連覇を宣言した。
秋山&大森組は開幕戦を前に、「自らを追い込むため」世界タッグのベルトを返上。その背水の陣の覚悟を示すべく、諏訪魔組に奇襲攻撃を仕掛けていく。諏訪魔が秋山のエクスプロイダーでダウンするも、ドーリングは、Tシャツを着たままダブルのラリアットで2人まとめて吹っ飛ばし、三冠ヘビー級王者の意地を爆発。大森のアックスギロチンドライバーを食らいながらも、アックスボンバーは阻止すると、ドーリングが大森にレボリューションボム、諏訪魔が秋山にラストライドを同時に炸裂。わずか7分足らずの圧勝劇で、6月にタッグ王座を奪われた借りを返した。
「ああいうがさつな形で仕掛けてきたら、パワーではね返すのは当たり前」と勝ち誇る諏訪魔に対し、ドーリングも「プロレス界に存在するタッグチームでのベストはわれわれだ」と、文字通り「世界最強タッグ」であることを確信。98&99年の小橋健太&秋山準組以来となる2連覇達成に盤石の自信を見せつけた。
曙&吉江の360キロコンビが黒星発進…
曙をブレーンバスターで投げるBodyguard。ゼウスとのタッグで吉江との360キロ巨漢コンビを破って、「オレらを調子に乗せたら優勝や」と豪語 【花田裕次郎】
大肉弾対決となったゼウス&The Bodyguard組vs.曙&吉江豊組は、筋肉獣としての意地を見せつけたザ・ビッグガンズが、合計360キロの巨漢コンビを粉砕。Bodyguardが曙をブレーンバスターで投げきれば、ゼウスが吉江にジャックハマーでフィニッシュ。「ただ勝つだけやない。みんなを驚かせる。それがオレらのプロレス」(ゼウス)「オレらを調子に乗せたらこのまま優勝や」(Bodyguard)と、さらなる快進撃を予告した。
真霜拳號&タンク永井組VS KENSO&長井満也組の因縁対決は、DARK KINGDOMを裏切った真霜が、KENSOを垂直落下式ブレーンバスターでごう沈。「ギリギリの勝利。これがオレたちの勝ち方だ」と高笑いした。
73歳ドリーが渕との133歳タッグで快勝
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