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「会場全体が熱くなれる大会を目指す」
小橋建太氏が語る12.10FD2見どころ

天龍さんとのトークバトルに秘策はない!

第1弾興行では長州力とトークバトルを行った小橋さん。第2弾は全日本プロレスの先輩で、シングルマッチの経験がない天龍を迎えての一戦となる
第1弾興行では長州力とトークバトルを行った小橋さん。第2弾は全日本プロレスの先輩で、シングルマッチの経験がない天龍を迎えての一戦となる【田栗かおる】

――小橋さんが「男は50歳から」と言っているように、先日、小橋さんも来場していた11・1WRESTLE−1両国大会で、武藤敬司選手が51歳でベルトを獲りました。


 すごい刺激になった。若さはお金では買えないし、体力を取り戻すこともできない。同じトレーニングをしても、20歳の1時間と、50歳の1時間では、身につくものが全然違う。だけど、51歳でも、体力が衰えている中で、これまでの経験値とか、身についているものとか、キャリアとかでベルトを獲れるのはうれしい。武藤さんにはまだまだ現役で頑張ってもらいたい。


――トークショーでは、さらに上の世代の天龍選手と戦いますね。


 天龍さんとは一度、天龍プロジェクトでトークバトルをやってるけど、しゃべりがうまい。長州さんは未知数だったから(笑)。天龍さんは言葉が豊富で、いっぱい引き出しを持ってるし、最近は競馬の実況をやったりと、なかなか強敵だと思う。


――何か秘策は?


 秘策はない! 長州さんの時は質問事項を考えていったんだけど、考えていって損したな(笑)。ただ、前回、なぜラリアットが得意技になったのかを聞いて、「殴る、蹴る、ぶん投げるとか、いろいろ技がある中で、削っていくうちにラリアットが生まれた」、という話を引き出すことができたので、それは良かったな、と。FortuneDreamを主催している人間として、今回も負けるわけにはいかない。天龍さんとはシングルマッチを戦ったことがなかった。懐が深いし、人間的に素晴らしいし、うまくペースに乗せられてしまう。試合でもそうだけど、攻めて、攻めて、丸め込むところがあるから、そこは気をつけないとね。


――今大会でも女子プロレスの試合が組まれましたね。


 宝城(カイリ)選手は高橋奈苗選手にもシングルで勝ってるし、今すごく伸び盛りの選手。対する里村(明衣子)選手も、前回、松本(浩代)選手に負けて2連敗は許されない。里村選手は女子にしては珍しい、重さを感じられる試合ができる選手。でも、宝城選手にも頑張ってほしいし、どちらも応援したい。すごく期待しているカード。

将来的には小橋建太のDNAを持った選手を育てたい

「今後も小橋建太の魂を受け継いで、プロレス界に残していってほしい。自分で育てたい思いもある」と今後の夢を語ってくれた
「今後も小橋建太の魂を受け継いで、プロレス界に残していってほしい。自分で育てたい思いもある」と今後の夢を語ってくれた【スポーツナビ】

――プロレスをやる側、見る側、プロデューサーとしての心掛けの違いは?


 違いはない。熱い空間を作って、リングに集中できるように、というのは常に同じ。ただ、以前とひとつ違うのは、以前は試合を見ながら、自分だったらこう戦うかな、とか、技がこう来たらこう返すかな、というのをイメージすることがあったけど、引退してからはあまり考えなくなった。プロデュースする立場としては、自分が見ていて熱くなれる選手を集めて、FortuneDreamのリングでしか組めない試合を見せたいと思ってる。


――小橋さん自身で選手を育成したいという思いはありますか?


 段階を踏んで、将来的にはやってみたいという思いはある。年齢を重ねることで、肉体的には衰えてくるけど、精神的には熱いまま続いているので、タイミングを見て考えていきたい。今はまだそういう状況ではないと思うけど、小橋建太のDNAを持った新しい選手を育ててみたい。今のプロレス界を見ても、過去の四天王プロレスのエッセンスや影響は、いろんな団体や選手に感じられる。かつての付き人も、KENTA(イタミ・ヒデオ)がアメリカに旅立っていったように、いろんな世界で、みんな頑張ってる。…マイバッハ谷口以外はね(笑)。今後も小橋建太の魂を受け継いで、プロレス界に残していってほしい。今、プロレスラーを目指す人たちも少なくなっているので、このFortuneDreamなどを通じて、プロレスに対する偏見も無くしていきたいという思いもある。


――今後の「FortuneDream」の開催予定は?


 前回が6月で、今回が12月だけど、半年ごとと決まってるわけじゃなくて、自分が見たいカードが組めた時にやりたい。選手だけじゃなく、会場全体が熱くなれるような大会をこれからも目指していきたい。

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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