空中に浮くアクロヨガが楽しすぎる
おしゃれなスタジオには男性も多数参加
【日本エクストリーム出社協会】
アクロヨガの基本的なスタイルは、寝転がった姿勢で人を下から支える「ベース」と呼ばれる役割と、ベースに支えられて空中に浮き上がる「フライヤー」と呼ばれる役割のペア。必要に応じて、この2人を横から補助する「スポッター」が加わる。
ベースは両手両足をピンと伸ばし、上に乗ったフライヤーを支える。本当に手足だけで大人1人を持ち上げられるのか? 最初のうちは半信半疑に見ていたものの、目の前の参加者たちは軽々とフライヤーを持ち上げていく。両手両足を伸ばし切ることで生まれる力は、どうやら私たちが想像する以上のようだ。
【日本エクストリーム出社協会】
お互いにエクササイズしあう「ギブ&レシーブ」状態
【日本エクストリーム出社協会】
まず、基本形として上から掛かるフライヤーの体重と、下から掛けるベースの持ち上げる力がぶつかりあった点をつくる。そしてこれを保ったままいろいろな方向へ動かしていき、2人の間に力の等高線のようなゾーン(パラーライン)を見つけていく。その中で、お互いの力のやりとりを行っていくわけだ。
ベースは、フライヤーを持ち上げることで腕と体幹が鍛えられる。フライヤーは、持ち上げられる際に下から押されることでマッサージされ、かつ空中に浮かんだ状態となることで全身の血流が整えられていく。
「お互いにポジションを変えながらこれを繰り返すことで、1人で行うヨガよりも深いエクササイズ、そしてお互いの体を作用させてのスキンシップを図ることができるんです」と、西浦氏は話す。
持ち上げられて、無重力状態を擬似体験
【日本エクストリーム出社協会】
重力の感覚から解放され、地上に居ながら、まるでプールの中にいるような気分になる。自分の重心をいろんなところに置いて、普段あまり使わないような体の部位を動かし、普段と違う場所に血が流れていく様子を感じるのはとても楽しい。
新感覚を味わえる「アクロヨガ」を、ぜひ体験してみてほしい。