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デスペラード河野がW-1初代王者に
11.1両国で武藤と初防衛戦へ
決勝でKAIを下しW-1初代王者となったデスペラード河野は初防衛戦に武藤を指名
決勝でKAIを下しW-1初代王者となったデスペラード河野は初防衛戦に武藤を指名【横田修平】

 8日のWRESTLE−1「WRESTLE−1 TOUR 2014 初代王者決定トーナメント」東京・後楽園ホール大会では、1080人を動員した。 

 メインイベントで行われたWRESTLE−1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント優勝決定戦では、デスペラードの河野真幸がKAIを破りベルトを獲得。その場で武藤敬司を次期挑戦者に指名し、武藤も了解したことで、武藤のデビュー30周年記念興行となる11.1両国国技館大会でのタイトルマッチが決定的となった。

武藤ムーブ連発で挑発「両国を引退試合にしてやる」

武藤の必殺技シャイニングウィザードで試合を決めた河野
武藤の必殺技シャイニングウィザードで試合を決めた河野【横田修平】

 河野は準決勝で優勝候補の大本命であった船木誠勝と対戦。船木のセコンドに就いたTAJIRIの裏切りアシストにより決勝への切符を手に入れると、優勝決定戦でもデスペラードのセコンド陣が場外戦に加勢。だが、リング上での戦いには介入せず、ほぼ1対1での対決となった。

 河野は放送席で試合を見守る武藤を意識して、ドラゴンスクリュー、足4の字固めといった武藤ムーブを連発。フィニッシュも、すでにジャイアントニー2連発でグッタリしているKAIに、ダメ押しのシャイニングウィザード。武藤からベルトを受け取ると、すかさず「チャンピオン権限として、次期挑戦者に指名します」と訴えた。これに武藤も「さわらぬ神にたたりなしって知ってる?」と挑発しながら、「次のチャンピオンはこのオレだ!」と呼応。河野も「両国を武藤の引退試合にしてやる」と大胆予告をたたき付けた。

武藤はベルト奪取自信「自分自身で華を添える」

「引退試合にしてやる」と挑発する河野に、武藤も「次のチャンピオンはこのオレだ!」と呼応
「引退試合にしてやる」と挑発する河野に、武藤も「次のチャンピオンはこのオレだ!」と呼応【横田修平】

 試合後、「これで終わりじゃない。このベルトがスタート」とWRESTLE−1改革を予告した河野は「武藤はヒザが限界だろ。もう、誰かにバトンタッチする時期」と、自分が引導を渡すと宣言。一方、武藤は「旗揚げからの1年で一番成長したのは河野」とまな弟子の実力を認めつつ、「両国では自分自身で華を添える」と、ベルト獲得で自身の30周年を祝福すると語った。

本名&素顔で凱旋の真田が伸び伸びファイト

 セミファイナルでは、TNA所属となった真田聖也が吉岡世起と組んで、カズ・ハヤシ&田中稔組と対戦。世代闘争を繰り広げた。TNAでは、ことし7月から、武藤の悪の化身グレート・ムタにオマージュを捧げたグレート・サナダとして試合をしている真田だが、この日は本名&素顔で伸び伸びとファイト。スワンダイブ式のキックや、ムーンサルトも飛び出した。チームは敗れたものの、未来への可能性を見せ付けた真田は「まだまだWRESTLE−1は未完成の団体。やりがいがある」と、今後も日本での戦いに意欲をのぞかせた。

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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