KAI、船木らがW-1王者決定T2回戦へ 武藤が屈辱の足4の字で2年半ぶり黒星
船木、初代王者として武藤の挑戦受ける
TAJIRIを下した船木は「ベルトを巻いて、両国で武藤さんの挑戦を受けます」と宣言 【中原義史】
究極の異次元対決となった船木誠勝vs.TAJIRIは、わずか4分足らずで決着。事前に「毒霧を食らった時点でオレの負けでいい」とまで言い切っていた船木に対し、TAJIRIは徹底的にグリーンミストを噴射。まずはリングインのタイミングからいきなり狙っていくと、ミドルキックを連打する船木に不意打ちの一撃。すかさず丸め込むが、カウント2。その後もTAJIRIは船木の顔が近づくたびに緑の霧を発生させるも、船木はことごとく回避。スリーパーで締め上げられながら、レッドミストを噴き出したTAJIRIに対し、レフェリーストップがかかった。
船木は「毒霧がかかったことへの負けは認める。試合には勝ったけど、勝負には負けた」と、TAJIRIの執念とプロフェッショナル魂を受け止めた上で、「自分が優勝してベルトを巻いて、両国で武藤さんの挑戦を受けます」と、11.1両国国技館で開催される武藤敬司の30周年記念大会のメーンイベントで、チャンピオンとして武藤を迎えると予告した。
KAI「初代王者になるのはオレだ!」
宿敵・征矢を撃破し1回戦を突破したKAIは初代王者になるのはオレだ!」と優勝宣言 【中原義史】
チーム246対決となったカズ・ハヤシvs近藤修司は、近藤がキングコングラリアットで振り切って勝利。また、大和ヒロシ、児玉裕輔も2回戦進出を決めた。
武藤はW−1旗揚げ後初となる敗北
武藤は河野の挑発的な足4の字固めに屈辱敗 【中原義史】
武藤はNovusと組んで、デスペラードとの4対3のハンディキャップマッチに出陣。数的には有利な状況の中、Novusをけしかけて奇襲攻撃を仕掛け、孤立した河野にシャイニングウィザード、足4の字固めを決めるも、仲間のカットにあい、逆に河野の挑発的な足4の字固めに屈辱敗。「いいところを見せようと思ったのに、うまくいかねえな。クソッ!」と、若手たちの前で無様な姿をさらしたことに悔しさをぶちまけた。
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