KAI、船木らがW-1王者決定T2回戦へ
武藤が屈辱の足4の字で2年半ぶり黒星

船木、初代王者として武藤の挑戦受ける

TAJIRIを下した船木は「ベルトを巻いて、両国で武藤さんの挑戦を受けます」と宣言
TAJIRIを下した船木は「ベルトを巻いて、両国で武藤さんの挑戦を受けます」と宣言【中原義史】

 22日のWRESTLE−1「WRESTLE−1 TOUR 2014 初代王者決定トーナメント」では、トーナメント1回戦5試合などが行われ、1050人を動員した。

 究極の異次元対決となった船木誠勝vs.TAJIRIは、わずか4分足らずで決着。事前に「毒霧を食らった時点でオレの負けでいい」とまで言い切っていた船木に対し、TAJIRIは徹底的にグリーンミストを噴射。まずはリングインのタイミングからいきなり狙っていくと、ミドルキックを連打する船木に不意打ちの一撃。すかさず丸め込むが、カウント2。その後もTAJIRIは船木の顔が近づくたびに緑の霧を発生させるも、船木はことごとく回避。スリーパーで締め上げられながら、レッドミストを噴き出したTAJIRIに対し、レフェリーストップがかかった。

 船木は「毒霧がかかったことへの負けは認める。試合には勝ったけど、勝負には負けた」と、TAJIRIの執念とプロフェッショナル魂を受け止めた上で、「自分が優勝してベルトを巻いて、両国で武藤さんの挑戦を受けます」と、11.1両国国技館で開催される武藤敬司の30周年記念大会のメーンイベントで、チャンピオンとして武藤を迎えると予告した。

KAI「初代王者になるのはオレだ!」

宿敵・征矢を撃破し1回戦を突破したKAIは初代王者になるのはオレだ!」と優勝宣言
宿敵・征矢を撃破し1回戦を突破したKAIは初代王者になるのはオレだ!」と優勝宣言【中原義史】

 メインイベントでは、KAIと征矢学が「WRESTLE−1のエース」の座を賭けて激突。旗揚げ当初からの舌戦や因縁を乗り越え、深い絆を結んだ両者だが、この日はライバルに逆戻り。観客の「ワイルド」コールを追い風に、ワイルドボンバーで勝負に出る征矢に対し、KAIも垂直落下式ブレーンバスター、トラースキック、ジャンピングハイキック、ラリアットとたたみかけると、LATからのスプラッシュプランチャで勝利。20分以上に及ぶ激闘を制し、「誰が何と言おうと、WRESTLE−1初代王者になるのはオレだ!」と堂々の優勝宣言を叩きつけた。

 チーム246対決となったカズ・ハヤシvs近藤修司は、近藤がキングコングラリアットで振り切って勝利。また、大和ヒロシ、児玉裕輔も2回戦進出を決めた。

武藤はW−1旗揚げ後初となる敗北

武藤は河野の挑発的な足4の字固めに屈辱敗
武藤は河野の挑発的な足4の字固めに屈辱敗【中原義史】

 11.1両国国技館で30周年記念大会を迎える武藤敬司がまさかの大失態。12年3.20両国での秋山準戦以来、WRESTLE−1旗揚げ後は初となる、実に2年半ぶりの敗北を喫してしまった。

 武藤はNovusと組んで、デスペラードとの4対3のハンディキャップマッチに出陣。数的には有利な状況の中、Novusをけしかけて奇襲攻撃を仕掛け、孤立した河野にシャイニングウィザード、足4の字固めを決めるも、仲間のカットにあい、逆に河野の挑発的な足4の字固めに屈辱敗。「いいところを見せようと思ったのに、うまくいかねえな。クソッ!」と、若手たちの前で無様な姿をさらしたことに悔しさをぶちまけた。

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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