【UFC公開計量】ハント、ネルソンとの超絶打撃戦を予告=中井りんは大胆ビキニ!?

長谷川亮

全24選手が順調に計量をクリア

かつてのK−1王者で、PRIDEでも活躍したマーク・ハント。公開前日計量でファンの歓声を集めた 【スポーツナビ】

 いよいよ開催が明日に迫った「UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014」の前日公開計量が19日、大会会場である埼玉・さいたまスーパーアリーナで実施された。

 計量はオープニングファイト第1試合からメインイベントへ向かって順に行われ、堀口恭司、国本起一、秋山成勲、五味隆典といった日本人選手が次々と順調にクリア。セミファイナルまで11試合・22選手が規定の体重を下回り、メインイベントで5R戦を争うマーク・ハントとロイ・ネルソンもヘビー級の契約体重(265ポンド=120.20キロ)をどちらも下回り、これで全24選手が明日の試合へ備えるだけとなった。

 計量前にはハントが連打から打ち倒してのノックアウト、ネルソンが得意の右オーバーハンドフックを決めてKOする姿が何度もリピートされ、ともに人間離れした打たれ強さを誇る2人だが、この試合が大砲飛び交う大打撃戦となり判定決着では済まされないことを予感させる。

ハント「パワフルな試合をお楽しみに!」

ヘビー級による超ド級の殴り合いが期待されるハント(左)vsネルソンのメインイベント 【スポーツナビ】

「お互いリスペクトしているので全力を尽くして戦います」とネルソンが言えば、計量後すぐにゼリー飲料と飲み物を摂取し体重のリカバリーを図ったハントは、「勝負は25分間(=5Rを終えての判定)まで行かないかもしれない。どうなるにせよ、倒すのは自分です」と語り、「パワフルな試合をお楽しみに!」とファンに呼び掛け計量会場を後にした。

“サモアの怪人”対“ビッグ・カントリー”、超ど級の打ち合いが2014年のUFC日本大会を締めくくる。

甲冑コスプレを脱いだ中井りんにどよめき

甲冑コスプレを脱いだ中井りん。大胆なビキニで会場の大きなどよめきを誘った 【スポーツナビ】

 アジア初の女性UFCファイターとなる中井りんは参加全24選手中17番目に登場。17日の記者会見にも制服姿で臨むなど毎回コスプレが話題となる中井は、同じく17日の会見で今回の衣装を「和風」とヒントし予告していたが、その通り武者を思わせる甲冑風のコスチュームをまとって壇上へ歩を進める。

 ここで計量のため甲冑を外しTシャツを脱いだ中井だが、現れたのは左胸にスーパーマンを思わせる「S」、右胸にはアメリカ国旗を想起させる青地に白の星が模されたトップスと、ハイレグタイプのショーツという刺激度の高いビキニスタイル。これには思わず会場からどよめきに近い歓声が沸き起こる。

 一方対戦相手で女子バンタム級2位のミーシャ・テイトは落ち着き払った態度でゴージャスにすら感じさせる雰囲気を見せ、ともに規定体重をクリアし、明日の歴史的一戦へ備えることとなった。
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著者プロフィール

1977年、東京都出身。「ゴング格闘技」編集部を経て2005年よりフリーのライターに。格闘技を中心に取材を行い、同年よりスポーツナビにも執筆を開始。そのほか映画関連やコラムの執筆、ドキュメンタリー映画『琉球シネマパラダイス』(2017)『沖縄工芸パラダイス』(2019)の監督も。

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