王者・朱里「必ず刺激的な試合をする」=Krush女子王座戦直前インタビュー

株式会社グッドルーザー

挑戦者・谷山は空手出身で実績のある実力者

数々のタイトルを手にした空手をベースとした挑戦者・谷山佳菜子、キックボクシングでも2つのタイトルを手にしている実力者だ 【(C)Good Loser】

 一方、朱里に挑戦する谷山佳菜子は2009・10年の極真会館世界女子空手道選手権大会軽量級で二連覇を飾り、2010年12月にプロデビュー。3年間で2011年『J−GIRLS−53kg Japan Queen』トーナメント優勝、初代『LEGEND QUEEN』バンタム級王座を獲得と2つの国内チャンピオンベルトを獲得した実力者。プロとして初のKrush参戦となった谷山が朱里にどのような戦いを挑むのか。

――今回、Krush女子タイトルマッチで王者・朱里選手と対戦することが決まりました。最初にオファーを受けた時はどんな心境でしたか?

とてもうれしくて光栄に思いました。ずっとKrushに出たい、朱里選手と戦いたいと思っていたので、こういったチャンスをもらえて本当に喜びました。

――谷山選手は過去に一度アマチュアマッチという形でKrushで試合をしたことがありますが、Krushというイベントをどのように見ていましたか?

 試合も激しくて強い選手が集まっている、日本でトップのイベントだと思っています。Krushで戦うことをすごく楽しみにしています。

――プロとしてKrushで試合をしたいと思っていましたか?

 はい。前回はアマチュアマッチで勝つには勝ったのですが、試合内容には全く納得できなくて…。悔しい想いをしたので、今回はしっかり戦って勝ちたいと思います。

――対戦相手の朱里選手にはどんな印象を持っていますか?

 プロレスで鍛えた体幹の強さ・強靭なフィジカルを持っている選手で強敵だと思います。自分の持ち味であるスピードを生かして戦いたいですね。

「Krush=KOなので倒す試合がしたい」

――プロとしてKrush初参戦でタイトル挑戦というチャンスが巡ってきました。どんな想いを持って戦いたいと思っていますか?

 Krushで試合をさせてもらう、トリプルメインの第1試合なので盛り上がる試合をしたいと思います。Krush=KOというイメージなので女子でも倒す試合、男子に負けない試合をしたいです。そしてずっと出たいと思っていた憧れの舞台でもあるKrushのベルトを巻きたいです。

――今回の試合で自分のどこを見てもらいたいですか?

 私は空手で培った蹴り技が得意なので蹴りを見て欲しいです。

――谷山選手が空手をはじめるきっかけは何だったのですか?

 私はずっとK−1を見ていて、アンディ・フグ選手やピーター・アーツ選手が好きでした。ただ見る専門で、中学時代も部活にも入らず、ただただボーッとしているだけの人間で、何をするにも自分に自信も持てなかったんです。それで高校に入る時、そういう自分を変えたくて、好きな格闘技をやろうと思い、15歳の時に正道会館に入門しました。

――谷山選手は空手時代から蹴り主体のファイトスタイルだったのですか?

 そうですね。空手でも突きよりも蹴りが得意だったので、蹴りを活かしたファイトスタイルを見て欲しいです。

――今回のタイトルマッチを楽しみにしているファンの方たちにメッセージをいただけますか?

 朱里選手という強い相手と戦えるので、熱い試合をして会場を盛り上げます。みなさん応援よろしくお願いします。

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