欠席したＫＥＮＳＯを除く所属選手１２名が挨拶した。

■秋山
　ここキャピタルホテルは僕が馬場さんと２２年前に初めてお会いした場所です。その同じ場所でこうやって社長として設立会見を開くことが、何か運命的なものを感じます。

　２２年前に僕が入った頃は全日本プロレスは二大メジャー団体と呼ばれていました。ですが、今はそう呼ばれることも少なくなっています。ただ、ここにいる選手たち、社員、もちろん僕もそうですが、そのみんなの力を信じています。必ずまた同じ位置にたどりつけるよう、しっかり頑張ってまいります。

　馬場さんの教えは僕の中にしっかり入っています。その教えをここにいるみんなに伝え、そして一人ひとり選手の個性を生かせる、ファンの皆さんに勇気と希望を与えられるような団体を目指して頑張っていきます。

■野村直矢
　全日本プロレスの一員として突っ走っていきます。

■ＳＵＳＨＩ
　てやんでぃ！！ オールジャパンプロレスリングのため全身全霊をかけて戦います。秋山社長、これからも関係あるかぁー！！！ 以上です。

■宮原健斗
　７月シリーズからこの新生・全日本プロレスのシリーズが始まります。７月からトップ戦線に一気に入り込み、僕は突き抜けたいと思っています。

■青木篤志
　今ここにいる選手、スタッフのみんな見ている方向は一緒だと思います。その個々の力が全力を発揮すれば必ずいい方向に向かうと信じています。とにかく自分は自分自身で全力を出して挑んでいきます。

■鈴木鼓太郎
　今、自分にできることを精一杯考えてそこに全力を注いでいこうと思います。

■金丸義信
今日からまた新たな気持ちでやっていきたいと思います。そして自分が知っている全日本プロレスというものをお客さん、これから入ってくる後輩、いろいろな人たちに伝えていきたいと思います。

■潮崎豪
　今は指のケガで欠場していますけど、復帰したときには全日本プロレスをもっともっと上に持ち上げられる一員として頑張っていきたいと思います。
（復帰について？）ケガの手術もして、治りもいいので、できるだけ早いうちに復帰したいです。

■渕正信
　４２年の歴史と伝統がある全日本プロレスは全日本プロレスです。そのチーム力、その団結力、新生・全日本プロレスの底力をぜひ見てください！

■大森隆男
　今まで以上に毎試合ベストコンディションで臨めるように、日々ワイルドに鍛錬していきたいと思います。

■曙
ご無沙汰しています。とりあえず早く体を直して、皆さんと合流できるように、復帰したときは期待される以上に頑張りたいと思います。
（復帰の時期は？）できるだけ早く、１日でも早く復帰したいんですけど、まだ完全な状況ではないので、お医者さんと新社長と相談しながら決めたいと思います。

■諏訪魔
　思い返すと１年前、僕もこのような会見をしました。そのときに全日本プロレス、信頼ある団体として構築していくと言わせてもらいました。今もその気持ちを強く持っています。今後も信頼ある全日本プロレスを構築するために、役員として具体的にどう提案するか。それをここにいる選手、スタッフの皆さんと進めていきたいなと思います。
（６月２９日に三冠王者に返り咲いたことについての決意？）三冠のベルトをこの間の札幌で、激しい試合の末にぎりぎりのところで巻くことができました。その三冠のベルトを目指して、みんな日々切磋琢磨して戦っている。その戦いをこれからもどんどんファンの皆さんに見せていきたいと強く思います。今後、三冠に限らず、タッグ、アジア、ジュニア、すべてクオリティーの高い激しいプロレスの試合を見せていきたいと思っています。

■秋山
　僕もこの前、札幌で世界タッグを取ることができました。中々社長としては今までのような発言がしづらくなるかもしれませんが、言うべきときにはしっかり言っていきたいと思います。

　そして昔僕が上層部の人を困らせたように、下の人間が僕を困らせてくれるような発言、行動を望みます。僕は何でも対応したいと思っています。選手としてもまだまだ三冠目指して頑張っていきます。ファンの方にここまで本当に助けてもらい、ここまでこれました。これから少しでも喜んでもらえるように頑張っていきたいと思います。

■社名
オールジャパン・プロレスリング株式会社

■役員一覧
代表取締役・社長　秋山潤（秋山準）
代表取締役・副社長　笹原美喜夫
取締役専務　諏訪間幸平（諏訪魔）
取締役相談役　馬場元子
取締役会長　吉村和文

■所属選手一覧
秋山準
諏訪魔
曙
大森隆男
金丸義信
潮崎豪
鈴木鼓太郎
宮原健斗
青木篤志
ＳＵＳＨＩ
ＫＥＮＳＯ
淵正信
野村直矢