2冠王の弾丸ヤンキースが大日コンビ撃破=“W−1のエース”KAIが火祭り参戦へ
ベストタッグ狙う弾丸ヤンキースは2日連続王座戦
2日連続のタイトルマッチとなった弾丸ヤンキースは橋本や関本ら大日勢と肉弾戦を展開。防衛に成功した田中は「気持ちいい試合だった」と振り返ったエルボー攻撃を 【前島康人】
メインイベントでは、NWAインターコンチネンタル タッグ王座を賭けて、田中将斗&杉浦貴の弾丸ヤンキースに、大日本プロレスの関本大介&橋本和樹組が挑戦。前日にプロレスリング・ノアのGHCタッグ王座を獲得し、タッグ2冠王となった弾丸ヤンキースが、ZERO1の至宝を守り抜いた。
2日連続のタイトルマッチとなった弾丸ヤンキースだが、疲れを見せるどころか、王座初挑戦となった橋本に容赦ないエルボー、張り手を連打。田中がテーブルクラッシュで真っ二つにへし折れば、杉浦もエルボー、ブレーンバスター。だが、橋本はこにピンチをしのぐと、15分過ぎには田中に対し関本の眉山が炸裂。王者組をあわやというところまで追い詰める。だが、最後は杉浦がタイガースープレックスからのオリンピック予選スラムで橋本を料理。20分を超える激闘を制した。
「気持ちいい試合ができた」と橋本の健闘をたたえた田中に、杉浦も「真っ向からぶつかり合える、純粋に強さを競い合える相手と戦いたい」と、肉弾戦でわたり合えるタッグチームとの対戦を熱望。「タッグチームとしての実績を作りたい」と、今後も2つのタイトルの防衛戦を重ねてベルトとチームの価値を高め、年末のベストタッグを狙うと宣言した。
KAI、対抗戦に勝利して火祭り優勝宣言
対抗戦の大将戦に出場した“W−1のエース”KAI。鈴木からフォールを奪い、その後火祭り参戦もアピールした 【前島康人】
ピンフォールを献上した鈴木だが、敗れてもなお「力の差が見えすぎててナメてた。ふざけすぎちゃった」と、あくまで上から目線を崩さず。試合後、“WRESTLE−1のエース”KAIが「誰が何と言おうとも、火祭りで優勝するのはこのオレだ」と、7.13後楽園で開幕する真夏の祭典への参戦を表明すると、鈴木も出場をアピールした。
血まみれの横山、火祭り参戦をアピール
VMに試合開始前から血まみれにされた横山。タッグを組んだ大谷社長も「頼もしかった」と称賛する奮闘ぶりだった 【前島康人】
だが、横山は血をしたたらせながらも闘志を失わず、 TARUに味方の鉄パイプ攻撃が誤爆したスキに、スパイラルデスバレーボムで粉砕した。大谷から「最後まであきらめない気持ちが、めちゃめちゃ頼もしかった」と太鼓判を得た横山は、「今度はKAMIKAZEを倒して、副社長の座から引きずり下ろす」と宣言。その勢いのまま、「火祭り」参戦もアピールした。
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