魅力ある新国立競技場に必要なもの、夢のスタジアム計画の現状を担当者が語る
新国立競技場について、さまざまな観点から求められる要素を紹介した山崎氏 【スポーツナビ】
歴代入場者数トップ5のうち、3つがラグビー
現在の国立競技場は1958年アジア大会と1964年東京オリンピックのメイン会場として建設され、その後は日本のスポーツの聖地として、ラグビー、サッカー、陸上競技などの大会、あるいはコンサートなどに利用されている。山崎氏は国立競技場の歴代入場者数のトップ5を紹介し、1964年の東京オリンピック開閉会式を除く3イベントはいずれもラグビーの試合だったことを伝えた。
国際競技大会の会場に欠かせないこと
日本が世界に誇り、世界が憧れる次世代型スタジアムを目指す新国立競技場。国際デザインコンクールでは、イギリスの女性建築家ザハ・ハディド氏らによるグループのデザインが最優秀案に選ばれた。現在は設計の詳細や建築スケジュールを立てるべく調整が行われている。
流れるようなアーチをかけたハディド氏の設計は、「元気が出る日本」や「スポーツの躍動感」を表現した外観となっているという。内部ではサッカー・ラグビー、陸上競技、コンサートなど開催するイベントに合わせて観客席が可動し、臨場感あふれるイベントを楽しめるスタジアムとなる予定だ。